青山舎から

ブルーマウンテンロッジ発、 琵琶湖水源の森から日本分水嶺への山・自然・旅レポート

2017年03月

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雪はすっかり融けていて、国道8号敦賀トンネルを抜けて入る菅谷への林道は山中越まで通行可能でラッキーでした。
天気の回復を待っての遅いロッジスタートで、峠から一気に前回到達点の点標山中(山中山)まで上がって昼食を取り、稜線伝いに続く掘れた山道をたどります。
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東隣の独標565は南を巻きながらさらに掘れた道は奥へ奥へ延びていて、次のピーク640との鞍部で登る道と北側の谷に向けて下る道に分かれます。
谷へ下る掘れた道には太い木が生えていて使われなくなってから時間が経っていることが想像され、まずはピーク640へ向かいます。
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想定は尾根伝いに菅谷ですからピークあたりから下っている可能性もあり、登山と古道探しの両方が楽しめてワクワクします。
植林地を抜けて広い山上へ出ると立派なブナの木が現れ、ミズナラとの混生林が見事で標高以上に深山の面持ちで、ツボ足も苦になりません。
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分岐へ戻り、谷への道を下ってみます。
すぐに残雪が道形を隠して追跡不能、その代わりに目の前に立派なトチノキがいきなりの登場です。
沢の源頭の二股台地に立つ姿は大人三人がかりぐらいの胴まわりで枝ぶりもよく存在感十分となれば、山村ではトチノキは貴重なものですから収穫期には集落から通ったことが想像できます。
こうしたことから峠道がここから谷道であった可能性が大きいと考えていいと思います。
道を拓く集落側は勝手を知り仕事場でもあることから谷通しに道をつけ、隣村へは尾根を下るパターンが峠道に多いからです。
ともあれ今日は時間が遅すぎるので次回の楽しみにして、ピーク565で立ち寄り木立越しに登ったピーク640と林道で痛ましいホノケ山を見た後で往路を戻りました。
菅谷への林道の雪が消えたらこの谷を詰めてみたいものです。
まぼろしの北陸道探しは続きます。
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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
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「雪が残っていても青山は春です。新たな気持ちで山に向かうにふさわしい季節です。北山分水嶺歩きや余呉トレイルクラブ例会から今年もまた歩き始めます。北山はロマンチックとすれば余呉はメルヘンといえるかもしれません。旧きよきいなかやウラヤマを歩くロハスや青山ウォークからアルプスの高みをめざしての青山つばさとあわせて、歩く登る醍醐味を存分に味わいたいものです。」
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
4月2日(日)北山分水嶺歩き新クールスタート!
交流の森区間猿橋峠からチセロ山☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合
4月8日(土)
よみうりロハスウォーキング奈良への道7山城古道木津から奈良へ☆京都駅ぱるる前8:45集合@大仏鉄道ロマンもしっかり楽しみたいと思います。
4月9日(日)余呉トレイルクラブ春例会スタート!黒山から大門浜までの大崎峯山区間☆ウッディパル余呉9:15集合@昨年行けなかった黒山裏山から万路越を経て大崎峯山へ。めざせ湖畔から中央分水嶺!
4月15日(土)青山つばさ登山会新クールスタート!鈴鹿武平峠から鎌ケ岳☆和邇駅8:00集合@めざせアルプスということで、これから山を始めようという人も大歓迎です。
4月22日(土)青山ウォークリトル比良鵜川林道から岩阿沙利山・鳥越峰☆和邇駅8:00集合@高低差が少なく快適に森、岩、展望が楽しめる青山ルートで。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)

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「掘れた道を山中で見つけるのは楽しいものです。荷を運ぶ道では両側を削って道幅を広げる必要があります。歩荷から牛や馬、さらには荷車になってゆくと急坂を避けて勾配を緩くするために道の付け替えが行われます。貴重な塩を運んだ道などは特に道形が立派です。万葉の時代の鹿蒜道山中峠越よりも古いといわれる元比田から菅谷を経て国府大塩へのまぼろしの北陸道は塩の道でもあったようで、ブナ混生林の山を越える素晴らしいトレイルといえそうです。」

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まもなく4月だというのに標高600メートルの尾越の一面に雪が残る風景は何なんだろう、と思わずつぶやいてしまいました。
例年だと一気に雪が消えてゆくのですが、今年はひと月前とほとんど変わってはいないのです。
めざすチセロ山の山肌のほうが所々地肌が見えています。
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正面の尾根を登りましたが、時折踏み抜くことはあっても雪はさすがに締まっていて心配するほど時間はかからず山頂到着です。
この山は北山のど真ん中にあって自然林が残り、眼下に尾越そして東西南北に名だたる山を眺めることができるので気に入っています。
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チセロ峠をはさんで南隣のピーク800も静かでいい山で、チセロが峰床山と合わせて楽しめるのに対してこちらは皆子山です。
今日はチセロ山からこの日曜の北山分水嶺歩きの下見がてらピーク800へ歩を進め、モミの多い尾根を前坂峠へ下り尾越へ戻りました。
冬の集落は無人で山上の小盆地をひとり歩いていると思うと、山と違ってちょっと不思議な気分に。
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▲北山分水嶺マップから
 
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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
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4月2日(日)北山分水嶺歩き新クールスタート!
交流の森区間猿橋峠からチセロ山☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合
4月8日(土)
よみうりロハスウォーキング奈良への道7山城古道木津から奈良へ☆京都駅ぱるる前8:45集合@大仏鉄道ロマンもしっかり楽しみたいと思います。
4月9日(日)余呉トレイルクラブ春例会スタート!黒山から大門浜までの大崎峯山区間☆ウッディパル余呉9:15集合@昨年行けなかった黒山裏山から万路越を経て大崎峯山へ。めざせ湖畔から中央分水嶺!
4月15日(土)青山つばさ登山会新クールスタート!鈴鹿武平峠から鎌ケ岳☆和邇駅8:00集合@めざせアルプスということで、これから山を始めようという人も大歓迎です。
4月22日(土)青山ウォークリトル比良鵜川林道から岩阿沙利山・鳥越峰☆和邇駅8:00集合@高低差が少なく快適に森、岩、展望が楽しめる青山ルートで。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)

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今シーズンのスノーシューのとどめは余呉トレイルクラブ例会で、めざすは中央分水嶺下谷山。
半明への車道が残雪に覆われたままで天気も下り坂で栃ノ木峠からの往復となりましたが、足並みもそろったことで下谷山や途中の音波山の山頂近くのブナ原生林めぐりもできて素晴らしい一日となりました。
ブナ純林の回廊がこのコースの魅力ですが、こうした原生林を加えると感動もひとしおです。
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残雪も例年になく多く、この時期の雪は沈まず滑りもよくスピーディなマウンテンスノーシューが楽しめました。
今年も何事もなく多くの雪山を駆け巡ることができたことは感謝、感謝です。
春夏秋冬の山をつないで歩くのが中央分水嶺トレイルの醍醐味、ブルーマウンテンロッジをベースに楽しむ湖北湖西京都北山は長いつきあいとなってきましたが飽きることがありません。
山はいよいよ春、雪山を駆け巡った後の花や新緑のけものみち歩きはまたいいもので、楽しみです。
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▲余呉トレイルマップから

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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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4月2日(日)北山分水嶺歩き新クールスタート!
交流の森区間猿橋峠からチセロ山☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合
4月8日(土)
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4月15日(土)青山つばさ登山会新クールスタート!鈴鹿武平峠から鎌ケ岳☆和邇駅8:00集合@めざせアルプスということで、これから山を始めようという人も大歓迎です。
4月22日(土)青山ウォークリトル比良鵜川林道から岩阿沙利山・鳥越峰☆和邇駅8:00集合@高低差が少なく快適に森、岩、展望が楽しめる青山ルートで。
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明治時代の山上の開拓村童仙房を今度は九番をめざしての青山ウォークです。
まずは木津川支流和束川湯船の上流、不動滝の懸かる谷の右岸尾根を登り三等三角点のある牛塚山へ。
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二次林の森に境界道が思いのほかしっかり残っていて予定より早く山頂へ着くことができ、早い昼食を取った後は茶畑が広がる九番の集落へ下り、車道峠から登った牛塚山や前回の三ヶ岳が望める高麗寺を経て尾根道をたどり不動滝ということで順調なペースです。
終始けものみちのような細道ですが、青山ウォークではこれで十分で地図で確認しながら歩を進めるのは願ってもないことです。
迫力ある滝の下でコーヒーも入れて、至福のひと時を過ごした後に左岸尾根の道を下りました。
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二回目となるとこのあたりの森や道の様子がわかっていて余裕の足取りです。
好天の下で1回目とはまたちがった童仙房の魅力に接することができ皆さんいい表情でゴールです。
お疲れさまでした。
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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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3月26日(日)余呉トレイルクラブ例会下谷山スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@南尾根から登り中央分水嶺を栃ノ木峠へ下るハイライトコース。@余呉を代表するブナの回廊をスノーシューで駆け抜ける快感、多くのご参加を。
4月2日(日)北山分水嶺歩き新クールスタート!
交流の森区間猿橋峠からチセロ山☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合
4月8日(土)
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4月22日(土)青山ウォークリトル比良鵜川林道から岩阿沙利山・鳥越峰☆和邇駅8:00集合@高低差が少なく快適に森、岩、展望が楽しめる青山ルートで。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)

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明日は青山ウォーク童仙房パート2、明後日は余呉トレイル下谷山スノーシューと楽しいプランが続くこともあって、リトル比良は軽く足慣らしです。
鵜川林道から岩阿沙利山ダイレクトルートで山頂に立ち、今日は仏岩ばかりか鹿ヶ瀬側へ下って岩めぐりをしました。
先日の岩籠山インディアン平原がよかったので味わい深い岩めぐりは続きます。
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岩阿沙利山仏岩からの武奈ヶ岳を中心にした比良北部の山並と鴨川の棚田風景はいつ見てもいいものです。
独標554の岩峰は手ごわく下ってきた山を見るだけでしたが、北隣の尾根の岩場は居心地がよく思い描いていた通りの場所と出会えて嬉しいかぎり。
両側に岩が立ち岩峰554の先には鹿ヶ瀬の棚田、目を上げれば釣瓶、武奈、釈迦の雪の山並、疎石に倣えば雄大な比良の庭といえそうな見事な風景で、振り返れば琵琶湖と湖北の山並も。
さらに北にまだ岩尾根がありますが、いい場所と出会えたのでこちらは次の機会に。
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岩と森と展望のリトル比良はいろんな歩き方ができて飽きることがないウラヤマです。

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3月25日(土)青山ウォーク童仙房その2不動滝から九番牛塚山☆大津駅8:00集合@百丈岩ループと並ぶサプライズルート。
3月26日(日)余呉トレイルクラブ例会下谷山スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@南尾根から登り中央分水嶺を栃ノ木峠へ下るハイライトコース。@余呉を代表するブナの回廊をスノーシューで駆け抜ける快感、多くのご参加を。
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4月8日(土)
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4月15日(土)青山つばさ登山会新クールスタート!鈴鹿武平峠から鎌ケ岳☆和邇駅8:00集合@めざせアルプスということで、これから山を始めようという人も大歓迎です。
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ループは効率よくひとまわり、ワンデリングは非効率にさまよい歩くというようなイメージで使い分けています。
冬に人が住まなくなったという芹生を久しぶりに訪れてみようという気になり、アソガ谷口へ車を置いてスタート。
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RUWV雲取小屋への貴船からの通いなれた芹生峠の車道は帰路歩くとして、まずはアソガ谷道から自然林尾根を北山分水嶺鉄塔ピークへ登り、ワンゲル新道を寺山から雲取山正面のピーク861まで歩き、ピーク800からブナの残るピーク786を越えて芹生へ下りました。
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ワンデリングは言葉にするのが難しいのですが、こうしたルートでいい森があれば沢の源頭部を縦断しながらひとり気ままに歩を進めるのは楽しいものです。
それにしても雲取山二の谷から北山の十字路というべき旧花背峠へのワンゲル新道を拓いた先輩方のセンスのよさには40数年経った今でも敬服です。
往時はササが濃くて未踏のピーク861から芹生への尾根ルートも昨日歩かせてもらうことができ、予想以上にいい森が続き旧きよき北山そのもの。
鴨川水系貴船川ユヤガ谷から桂川水系灰屋川源流部は北山杉の合間に思いのほか二次林が残されていて歩きがいがあるのですが、猟師さんたちの闊歩するエリアでもあり、彼らの気配をいち早く察知できる人にのみ許された自然境といえそうです。
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そしてピーク786から芹生へ下ってゆくと、眼下にたき火をしながらたむろする彼らを発見してしまって勢竜天満宮はパスし足早に芹生峠へ向かい、越えた先にある昔より立派になった地蔵堂でいっぷくです。
思い出深い山里は雨戸が閉められていましたが、どの家もよく手入れされていて危機的な離村でないようで何よりでした。
北山は誇るべき山里があってのものですから。
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▲北山分水嶺マップから

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3月25日(土)青山ウォーク童仙房その2不動滝から九番牛塚山☆大津駅8:00集合@百丈岩ループと並ぶサプライズルート。
3月26日(日)余呉トレイルクラブ例会下谷山スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@南尾根から登り中央分水嶺を栃ノ木峠へ下るハイライトコース。@余呉を代表するブナの回廊をスノーシューで駆け抜ける快感、多くのご参加を。
4月2日(日)北山分水嶺歩き新クールスタート!
交流の森区間猿橋峠からチセロ山☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合
4月8日(土)
よみうりロハスウォーキング奈良への道7山城古道木津から奈良へ☆京都駅ぱるる前8:45集合@大仏鉄道ロマンもしっかり楽しみたいと思います。
4月15日(土)青山つばさ登山会新クールスタート!鈴鹿武平峠から鎌ケ岳☆和邇駅8:00集合@めざせアルプスということで、これから山を始めようという人も大歓迎です。
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「ロッジ裏山は滋賀丘陵で、琵琶湖湖底だったものが比良と共に隆起したものといわれています。栗原下の立派なお地蔵さんの前がお気に入りの場所で、山と湖と棚田の湖西にふさわしい風景が広がります。久しぶりでしたが田起しが始まっていて、もう春です。」

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青山つばさ月例会岩籠山ですが、好天に恵まれ残雪も多く存分に楽しめた一日でした。
駄口起点で秘密の谷から尾根に取りつくインディアン平原ダイレクトルートから快適に登ることができたばかりか、山頂そして南峰さらにブナ林逍遥と山上ワンデリングも思いのまま。
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春の雪は滑りもよく南峰東斜面の大駆け下りは高度差もあって豪快、一気降りの後で振り返ってトレースの出来栄えを見るのは気分がいいものです。
ともあれお気に入りの岩に腰を下ろして湖北湖西嶺南の大パノラマを眺めるのがこの山ならではの至福といえるかもしれません。
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白砂ならぬ残雪の上のあちこちに立つ岩の配置は絶妙で背景もよく、インディアン平原の自然の庭は薄っぺらな名園とは質もスケールも大違いで、さらに祝日とはいえ貸し切りで楽しめたのですから。
マンサクの花も開花です。
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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月25日(土)青山ウォーク童仙房その2不動滝から九番牛塚山☆大津駅8:00集合@百丈岩ループと並ぶサプライズルート。
3月26日(日)余呉トレイルクラブ例会下谷山スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@南尾根から登り中央分水嶺を栃ノ木峠へ下るハイライトコース。@余呉を代表するブナの回廊をスノーシューで駆け抜ける快感、多くのご参加を。
4月8日(土)
よみうりロハスウォーキング奈良への道7山城古道木津から奈良へ☆京都駅ぱるる前8:45集合@大仏鉄道ロマンもしっかり楽しみたいと思います。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)

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今年も雪の八丁平へ行くことができました。
のどかなイメージとはうらはらに、除雪された道からのアプローチが長いことで簡単には入ることができない北山でも特別な場所のひとつです。
それぞれの登山口から積雪期にふさわしいルートを探し出す作業は楽しいもので、最も手軽なのがオグロ坂冬ルート、ということでこの土曜の北山分水嶺クラブ例会で行ってきました。
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今年は特に残雪が多く林道入口からスノーシュー、さらに初心者パーティでしたのでたどりつけるかなと心配しましたが頑張り通していただき、ピーク930経由で入りオグロ坂峠から抜け出るというコースで一日ぎりぎりでしたが歩くことができました。
ともかく雪深い八丁平は何度訪れても魅力的で、これを知れば無雪期の湿原を見る目も変わるというもので案内のし甲斐があるというものです。


 
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3月19日(日)北山分水嶺クラブ例会オグロ坂八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館前8:00集合@雪の八丁平はいいものです。
3月20日(祝)
青山つばさ登山会例会岩籠山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@レンタルあり、インディアン平原の雪が残ることを祈るばかりですが、楽しみが尽きない山ですから多くのご参加を。
3月25日(土)青山ウォーク童仙房その2不動滝から九番牛塚山☆大津駅8:00集合@百丈岩ループと並ぶサプライズルート。
3月26日(日)余呉トレイルクラブ例会下谷山スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@南尾根から登り中央分水嶺を栃ノ木峠へ下るハイライトコース。@余呉を代表するブナの回廊をスノーシューで駆け抜ける快感、多くのご参加を。
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百済寺から角井峠へ車を走らせると思いのほか雪が残っていて、スノーシューを持ってこなかったことが悔やまれます。
1975年に廃村となった大萩から日本コバへ立ちたいと思ってきて、やっと昨日突入です。
この山は永源寺側から登るのが一般的ですが、誇るべき歴史を持つ山に生きた村から生活の場の一部であったであろう日本コバをめざしたいと思ってきました。
尾根への取り付きは自然の森が残る村社白髭神社跡近くからで、尾根頭まで登ると天狗堂から御池岳が姿を見せてくれ植林地を抜けると自然林となり鈴鹿山脈一望の盤石の丘へ到着です。
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登り返して政所道と出合う衣掛山の先で藤川千軒跡からの道をあわせて日本コバ山頂へは藤川谷源流部を登山道は通りますが、なんとトレースなしでラッキーです。
ツボ足で尾根はなんとかなりましたが雪の沢道は踏み抜きの連続、さらに壁を崩しての渡渉ありで楽ではありませんが、雪山の醍醐味はノートレイスに尽きます。
縦断して尾根を登り予定時間前に雪でドーム状の山頂到着ですが、トライアルに往復なしということでさらに頑張って藤川谷源流をめぐる尾根を雨乞岳やイブネさらには日本コバを木立越しに眺めながら進み、北端のブナの立つ独標897でやっといっぷくです。
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地形図にある破線路踏査が帰路の楽しみで、下ってゆくと雪の切れ間の様子や道形から予想通り昔からの山道が残っているようで何よりでした。
北面の素晴らしさでブナがあちこちにあり、さらに露岩あり展望ありシャクナゲありで嬉しいかぎりです。
これで日本コバ大萩ループ完成、ロングコースですがこの山の印象も一新で青山のフィールドにふさわしいもので、無雪期での踏査も楽しみです。
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3月20日(祝)
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「大萩村のことを初めて詳しく知ったのは京都新聞の連載です。熊谷栄三郎記者の熱烈レポートでしたが、その後『新ふるさと事情』(朔風社1982)という本になりました。紹介されたふるさとは広河原、音羽、久多、甲津原、上林、新井、伊根浦、湯屋谷、矢島、茨川、鶴ケ岡、芦生、味土野、北原、佐分利、中河内、徳山村、佐々里、雲ケ畑、菅浦、生杉とこの大萩でした。山に親しむ人にとってはこれらの多くが登山口となる場所で、過疎化、廃村に至る経緯をこの本によって知らされたものです。そのなかでも印象的であったのが大萩で、ここに住み続けて誇るべき村を次世代に伝えようとする元愛東町村長の語る話は高度成長にうつつを抜かす時代に大きな警鐘を与えるものだったからです。自然と暮らす原点としてこうしたふるさとの持つ存在感は今日でも大きいものがあります。」

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「啓蟄にふさわしく登った尾根にはイノシシが雪の上に道を作っていました」
鎌倉山山頂からオグロ谷へ流れ出る支谷の左岸尾根を登ると千年杉の稜線へ抜け出ることができます。
これまでは右岸尾根を使ってオグロ坂とあわせてこの山を楽しんできましたが、左岸尾根も登路に仲間入りです。
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これによってループで手軽にこの山だけを楽しめると同時に、千年杉は葛川側に張り出すピーク950への鎌倉谷源頭ルートの入口でもあり、これにつながる左岸尾根ルートは欠かせないものです。
山頂からはいつもながら比良武奈ヶ岳が立派で、峰床山を主峰とする八丁平をめぐる山並、ピーク950が魅力的です。
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北山に特徴的な隆起準平原地形が広く残る鎌倉山とその周辺ということで、駆け出しの頃から親しんできてオグロ谷ばかりか葛川側や奥山川からさまざまなルートから登ってきました。
標高950メートルという高さは、一日で頂きに立つだけでなく周囲を巡り歩くことができるまさにフィットな山といえそうです。
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「オグロ谷右岸尾根末端からは先日のピーク909から続く尾根も立派です」
 昨日は左岸尾根があまりに快適に登ることができブナ混生林もいいものでしたので、気をよくして右岸尾根をパスして桑谷山を眺めながらオグロ谷右岸尾根をそのまま谷口までスノーシューで歩きました。
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▲北山分水嶺マップから

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「鎌倉山の帰路に伊香立のお気に入りの場所でフキノトウをわずかに見つけて、写真のイエのものとあわせてさっそくフキノトウミソに。雪の多かった今年はやっと春が来たという実感がして格別な味でした。」

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いつもながら西尾根の登りは厳しく、今回もギアを入れ替えてもらって何とか余呉頂上へ全員登頂となりました。
今年は残雪が例年になく多く、天狗の森からドームまでのヤセ尾根に大きな雪庇が張り出し登りがいがあったことも手伝って、余呉最深部の三国岳左千方・上谷山から奥越奥美濃の山並を経て白山まで見渡せる余呉山頂は琵琶湖から若狭湾までの大パノラマの雪のドームとあわせて感動はいつになく大きいものが。
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湖の東西南北を駆け巡るものにとっては、登りの横山岳、歩きの下谷山は抜きんでた存在のようです。
至福の山頂の憩いの後はブナ林の北尾根の駆け降りです。
楽しみは尽きませんが、時間を登りに費やしていますから半分は本気で最短時間で下る必要があります。
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昨日も皆さんの頑張りで予定時間通りに北海道トンネルへ降り立つことができたことは、リーダーダンジョー的には頂上に憩いに劣らず感動的でした。
一日がかりでめざす頂きにふさわしい登路下山ルートで、手ごわい雪の横山岳を楽しむことができたのですから。
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▲余呉トレイルマップから


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上狛駅から高麗寺跡を経て泉大橋をわたり、鹿背山城跡、お不動さん、大仏鉄道跡をめぐった後はできたての城山台ニュータウンを抜けて木津駅へ。
早春の好天いうことで多くの参加があり、雄大な木津川の自然と歴史は魅力的で存分に歩かせてもらいました。
日も日ですから防災訓練的区間もコースに盛り込みました。
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歴史は古代、中世、近世、宅地開発でイメージ一新の現代とフルキャスト、なかでも大仏鉄道跡に皆さん予想以上に興味津々。
時間オーバーとなりましたが頑張って木津川市内の山背古道探索も見事クリアーです。
皆さんお疲れさまでした。
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次回は山背古道、奈良坂の木津から奈良へは大仏鉄道の続きを加えることになり盛り沢山です。
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北山最北となる久多川源流域はこの時期でも雪がしっかり残っています。
今日は三軒屋から直接尾根に取りついてイチゴ谷山北側の三国岳・経ケ岳の展望ポイントへスノーシューで登ってみました。
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植林地の急登をすぎると自然林の尾根となり、木立越しに周囲の山々が望めて快適そのもの。
これでモチベーションも上がりイチゴ谷山山頂では休憩も取らずブナ林と絶景のピーク909へ急ぎます。
朝好天だった空模様があやしくなってきたのですが何とか間に合い、雲取山、皆子山、峰床山、鎌倉山の北山核心部と比良山系・白倉岳の山並はいつもながら圧巻です。
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それに909山頂の雪庇も豪快です。
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そもそも青山例会は平良を拠点にこの909から始まっていて、春夏秋冬静かで味わい深い山をふさわしいコースで登ってきただけにこの頂は特別な存在で感慨深いものです。
ここから帰路はピーク909西尾根で大きなトチノキを目指して下るものですが、登路に勝るとも劣らぬ味わい深いルートで目立つブナの木から進路を北西にとれば三軒屋です。
北山北部のエッセンスが詰まった快適なスノーシューループコースの完成です。
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▲北山分水嶺マップから

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青山つばさ登山会例会岩籠山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@レンタルあり、インディアン平原の雪が残ることを祈るばかりですが、楽しみが尽きない山ですから多くのご参加を。
3月25日(土)青山ウォーク童仙房その2不動滝から九番牛塚山☆大津駅8:00集合@百丈岩ループと並ぶサプライズルート。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)

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「ピーク909のブナ巨樹は北山では最大級、じっと春を待つ姿もいいものです。この無名峰の雪庇にひとり腰をおろせば、通いなれた北山比良の大パノラマはまさに大いなる自然の庭のように思えてきます。3月は春のしたくをしなければならない大切な月というのは人の庭ですが、植物遷移の頂点に立つブナが森を広げながら自然の庭の春のしたくをしているのかもしれません。」


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童仙房の行き返りに近江多羅尾林道・南山城林道や伊賀三国越林道を走ると、三国越を中心に貴重な自然林の山並が続いていて以前から気になっていたので、冬に逆戻りで小雪舞う昨日歩きまわってきました。
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三国越林道からまずは動(ゆるぎ)岩を見て、かわいい東屋のある伊賀展望台から三国塚山頂へ立ちました。
ここから三国塚林道で無残な姿の三等三角点コウモリ岩と伊賀上野城見晴台の往復した後は、いよいよけものみちの世界へ突入です。
三国塚最高峰を越えて多羅尾林道の峠を横切り、このあたりで最高の標高660mの嶺のある近江山城国境尾根を独標645脇を越えて多羅尾と野殿を結ぶ峠まで歩いてみました。
野殿や林道から見た通り自然林が多く、地形が複雑で読図は怠れませんがふみあと道も続き快適そのもの。
多羅尾と野殿を結ぶ峠には背丈ほどの高さの立派な石標が経っていて、今は峠道は使われていないようですが往時を偲ぶことができます。
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標高660m峰近くまで引き返して、独標609のある尾根をけものみちを追って南山城林道三叉路西側へ下りました。
木立越しに野殿や童仙房の山並がわずかに見えるだけでしたが、高低差の少ない自然林尾根を縦横に歩くことができるのはここならではの歩き方です。
野殿でピーク945を見届けた後は童仙房九番から多羅尾への牛場越へ車で移動し、峠手前から岩がちな尾根を登り三等三角点のある牛塚山へ登り植林の峠へ下ってみました。
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25日(土)の青山ウォークでは不動滝からこの山まで足をのばす予定にしていますが、童仙房にふさわしい静けさで楽しみです。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月11日(土)よみうりロハスウォーキング奈良への道6山城古道上狛から木津へ☆京都駅ぱるる前9:00集合
3月12日(日)余呉トレイルクラブ例会横山岳ループスノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@西尾根から登り北尾根へ下るハイライトコース。
3月19日(日)北山分水嶺クラブ例会オグロ坂八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館前8:00集合@雪の八丁平はいいものです。
3月20日(祝)
青山つばさ登山会例会岩籠山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@レンタルあり、インディアン平原の雪が残ることを祈るばかりですが、楽しみが尽きない山ですから多くのご参加を。
3月25日(土)青山ウォーク童仙房その2不動滝から九番牛塚山☆大津駅8:00集合@百丈岩ループと並ぶサプライズルート。


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「クリスマスローズの花も開き始めロッジのコニワはもう春です。チャペック園芸家の12ケ月ではないですが待ちに待った季節到来です。」

[青山舎の自然と暮らす本]
 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)

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「三国越エリアの近江側は多羅尾。のどかな山村に見えますが伊賀越の要衝にあって代官陣屋跡がよく知られていますが、信楽への出入口に小川城山がそびえています。中世からの山城跡は地元でしっかり守られていて味わい深いものがあります。青山的にはここに三等三角点があって、展望もよく多羅尾の山歩きに欠かせない存在です。」
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積雪期の北山で登りがいのある山は峰床山・八丁平かもしれません。
皆子山は平からの東尾根ルート、三国岳は針畑桑原からのダイレクト尾根ルートということで、除雪される車道からのアプローチの長短がポイントです。
もちろんスノーシューを使いますが無雪期よりも登りで時間がかかりますから、下りの駆け降りでその分時間短縮をすれば日帰りで可能ということになります。
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多くのトライアルをして峰床山は峰定寺門前から大杉の森ルート、八丁平は久多からオグロ坂尾根ルートが青山おすすめというで、今シーズンも昨日北山分水嶺クラブ例会で峰床山山頂に立つことができました。
そればかりか足並みが揃ったことで、これまで往復がやっとだったのですが展望ベンチから俵坂峠へまわることができ嬉しいかぎりです。
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大杉の森もひとまわりし、北山比良大パノラマの山頂からブナ混生林の駆け下り、俵坂峠山では交流の森コーヒーをデザート付でいただくことができ、余裕で俵坂歩道尾根ルートを下りました。
寺谷ナメラ谷出合からのループコースということになり、夢のスノーシューコースがまたひとつ誕生です。
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▲北山分水嶺マップより

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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
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3月12日(日)余呉トレイルクラブ例会横山岳ループスノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@西尾根から登り北尾根へ下るハイライトコース。
3月19日(日)北山分水嶺クラブ例会オグロ坂八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館前8:00集合@雪の八丁平はいいものです。
3月20日(祝)
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奥びわ湖ガイド協会スノーシューツアーの応援で坂口から大箕山菅山寺へ。
雪が一日一日と減って心配されたものの大勢の参加があって、中腹からスノーシューを付けて歩くことができました。
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稜線を越えて寺のある東面はどっさり雪が残っていて、結果オーライですがいつもながら案内するものにとってはハラハラドキドキです。
あの人この人とマンツーマンで大忙しですが、慣れてくるとあちこちで歓声が上がるようになり、何事もなく無事下山した時の皆さんのいい表情に接すればサポートのし甲斐があるというものです。
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今日は雪質がいまいちで駆け下りはぼちぼちにして、雪があればどこでも歩けるということにポイントを置き、感動の雪の菅山寺の森をひとまわりをした後は参道をはずれブナ林へ突入で大いに盛り上がりました。
これを機に余呉トレイルクラブや北山分水嶺クラブのスノーシュー例会にデビューという人が登場することを願うばかりです。
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「余呉のツアーの前には余呉湖へ立ち寄り横山岳を眺めてパワーをもらい、帰路は飯浦からつづらお崎竹生島を眺めて心を鎮めます。大いなる自然のニワがあちらこちらにあっていいものです。」
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手軽な場所でカウントするのはどうかと思いますが、歩きの京都でお気に入りの場所のひとつが愛宕山と市街一望の将軍塚です。
用事の合間に森歩きと京都中心部の観光が楽しめる貴重な存在で、駐車場代がタダというのは滋賀県民にはあたりまえのことですがとにかく花の京都では素晴らしいことです。
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蹴上または五条坂から車で将軍塚へ、ここへ停めて歩いて下れば山裾の清水寺、東大谷祖廟、円山公園、知恩院、粟田神社へ行くことができます。
将軍塚一帯は高台寺山国有林で森の小道は整備されていて、一部は京都一周トレイルにもなっていますが不案内な人は立派な国有林看板に従うといいでしょう。
今日の下りは展望台から尾根を下り貯水池へ出て谷道を東大谷祖廟の広大な墓地へ出て、円山公園をひとまわりして知恩院鐘楼から登り返しました。
平安神宮神苑もそうですが小川治平衛の作庭でおおらかな雰囲気が気に入っていていつもひとまわりするのですが、東山の豊かな森山を背景にして気持ちのいい場所です。
公園として開放されていることもあって管理者もそのことを承知していないのではと疑ってしまうくらいにぞんざいな扱いでもったいない話ですが。
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登り返す知恩院鐘楼からの道は入口で紅白の梅が満開でしたが、アラカシの大木が多い森は信仰の道をしのばせる多くのお地蔵さんも道端にあって特に味わい深いものです。
下って登り返すだけなら頑張って1時間あまりですが、森には多くの枝道があって雰囲気がいいと足を向けたりしながらでいくら時間があっても退屈することはありません。
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大学受験の後に衣笠からバスで高雄へ行き清滝まで歩いたのが私の山とのつきあいの始まりで、今でもその時のことをよく思い出します。
その高雄の高山寺裏山へ今日行ってきました。
先日の竜ヶ岳の帰りに車を停める場所を確認しておいた夫婦橋からスタートです。
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峰山は白雲橋ガレージ横登山口が一般的ですがそれは下山路にして、騒々しい場所ではあくまでも青山ルートで登ります。
発電用水路管理道から尾根を登って山道伝いに三等三角点のある山頂へ立ちましたが展望はわずかでものたりないので、絶景ポイントを探しに平坦な尾根道を奥へ進みます。
独標602を巻いてしばらくで林道となり万事休すと思いきや、ヘアピンの上(ピーク600南側)に脇に朝日峰を従えた竜ケ岳と愛宕山の雄姿を望む場所があり大喜び。
山上で自然林の残るエリアをちょうど見る角度で、昼食がてら存分に眺めることができましたが愛宕山再評価といった素晴らしさです。
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敬意を表してピーク600を往復して帰路は尾根伝いに歩いてみると、ピーク610の次の独標ピーク602では東側が大きく開けて比叡山から桟敷ケ岳城丹国境尾根まで北山一望です。
高さが揃ってわずかに起伏する山並の山座同定は北山ならではの楽しい作業です。
峰山へ戻り予定通り高山寺白雲橋ガレージ横への尾根道を下りました。
古寺裏山ということもあって北山杉一色ではない森歩きと、二つの絶景ポイントのおかげで青山裏愛宕の仲間入りです。
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 「冬から春へのこの季節は山や森の変化を追うのが楽しく東奔西走状態に。その合間をぬってニワの仕込みも怠れない。枯葉枯枝を取り除き土を入れて発芽新芽にふさわしいものにしてやらなければ。そうこうしているとこのニワ春一番の花リュウキンカの登場です。姿形がまさに立金花で勢いがあります。今年は置いた場所がいいのかサクラソウも負けじと。手をかけるとそれに応えてくれるニワはいいものです。」

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