青山舎から

ブルーマウンテンロッジ発、 琵琶湖水源の森から日本分水嶺への山・自然・旅レポート

2017年09月

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国道が越える峠でスキー場に半分占拠され、北国街道の面影はトチノキと兜造りの民家一軒とお堂だけで寂しいものがありますが、中央分水嶺歩きの大切にしたい拠点のひとつです。
昨日は霧のなか淀川水源の碑からの中央分水嶺ルートを登り古い山道を下ってきました。
登山道は峠下からの送電線巡視路を使っていて、分水嶺を通るのは冬のスノーシューの時だけですがやっと重い腰を上げて藪へ突入です。
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入ってみると以前と様子が違ってけものみちが尾根に延びていてびっくり、糞や寝床から進出が著しいシカによるもののようで、枝払いや倒木の片づけそして巡視路へはササヤブをくりぬいて難なく開通。
ブナ林が美しく中央分水嶺にふさわしいルートです。
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天気回復を期待して絶景ポイントの点標栃ノ木近くの鉄塔ピークやベルクスキー場跡まで足をのばしましたが残念、ナナカマドの赤い実に慰められながら霧のブナ林でのランチになりました。
帰路はお堂に向けて山道の整備、掘れた道形の中のササや低木、倒木を片付けながら下り、振り返ると古道が蘇って惚れ惚れ、降り立ったお堂裏の小沢は淀川水源の森にふさわしいたたずまいに惚れ惚れです。
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下谷山への道、峠のトチノキへの越前側古道、新保への塩買い道、籾ヶ岳方面への中央分水嶺ルートに続き、今回で中央分水嶺拠点栃ノ木峠はグランドオープンといった感じで、トチノキごしに分水嶺やホノケ山を望みながらひとり喜んでいます。
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▲余呉トレイルマップ2017


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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
10月1日(日)北山分水嶺クラブ峰床山区間☆☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合@チセロ山から寺谷峠までの分水嶺歩きのハイライトコースです。
10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
10月8日(日)余呉トレイルクラブ例会中央分水嶺庄野嶺区間☆ウッディパル余呉9:15集合@庄野嶺越古道から河内山、塩買い道網谷峠を経てピーク718への味わい深いブナ林コースです。
10月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道②近鉄伏見駅から伏見巨椋池を経て小倉駅へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@近鉄、京阪、JRを使って京都奈良大阪三府県境をめざしてつないで歩きます。
10月28日(土)29日(日)青山つばさ恵那山☆☆和邇駅8:00集合@富士見台ソロテント泊で神坂峠から恵那山アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

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「またまた比良です。家にいる日は欠かさず和邇浜見まわりです。湖西湖北を望む北浜から北山に向かっての和邇川のコースは飽きることがありません。日に日にカモが増えています。比良といえばいつまで経っても井上靖の『比良のシャクナゲ』です。小説よりも詩のほうがシンプルで好きです。長いこと行方不明だった新潮文庫の『井上靖全詩集』、灯台もと暗しで枕もとで発見。小説家になる前の困難な時代の詩は自らの弱さをさらけ出しながらも何ものにも負けないという強い意志が感じられて感動的です。」

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余呉トレイルクラブ夏の例会のとどめは安蔵山、先の台風の影響で尾羽梨まで入れず田戸からの往復に。
いいペースで登り山頂でトレイル弁当を開くことができ、山上のブナ原生林ワンデリングの時間が取れました。
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奥の谷山や下谷山などブナ原生林の山以上に大木が多く、その昔は下流の七々頭ヶ岳同様に山頂に観音堂もあっただけに味わい深いものがあります。
今はなき麓の村に守られて原生林のなかにあったということは想像を超える素晴らしさというかすごさです。
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ブナ平手前で引き返しましたが、大人二人がかりの胴回りのものはあちこちにあって、なかには三人がかりという大木も。
麓の村の人に見守られてこの山の森はあったのです。
琵琶湖・淀川水源の森にふさわしい山との出会いはトレイルクラブ以前ですが、度重なる豪雪やダム計画で離村が決まり観音堂も解体された直後でした。
時代はめぐり豊かになったものの無味乾燥とした世相ですが、山に登ることでこうした心温まる歴史を次の世代の人にも伝えてゆきたいものです。
ブナ原生林のこの山に登るたびに登山の素晴らしさを感じます。
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▲余呉トレイルマップ2017

 
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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10月1日(日)北山分水嶺クラブ峰床山区間☆☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合@チセロ山から寺谷峠までの分水嶺歩きのハイライトコースです。
10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
10月8日(日)余呉トレイルクラブ例会中央分水嶺庄野嶺区間☆ウッディパル余呉9:15集合@庄野嶺越古道から河内山、塩買い道網谷峠を経てピーク718への味わい深いブナ林コースです。
10月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道②近鉄伏見駅から伏見巨椋池を経て小倉駅へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@近鉄、京阪、JRを使って京都奈良大阪三府県境をめざしてつないで歩きます。
10月28日(土)29日(日)青山つばさ恵那山☆☆和邇駅8:00集合@富士見台ソロテント泊で神坂峠から恵那山アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
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「和邇北浜からの比良北部の山並は湖にせり出すようにのび、金糞岳から先の湖北を隠していて旅ごころをくすぐってくれ、湖北の分水嶺に立つと白山が望めて琵琶湖集水域にない高山の世界へ誘います。その線上には登りがいのある青山が並び立ち、一山一山登りながら白山をめざすというのは結構贅沢な山旅かもしれません。下谷山、ホノケ山、日野山、金草岳、銀杏峰、経ヶ岳、赤兎山、三ノ峰、別山そして白山という顔ぶれです。」

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北山分水嶺周辺の山歩きの極め付きということでわいわいと歩かせてもらいました。
間近に武奈ヶ岳を望む鎌倉山は駆け出しの頃落ち込んだ時に再起を誓った山であり、個人的にもこだわりの山です。
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オグロ谷からダイレクト尾根で鎌倉山へ登り、ピーク950、940とめぐり江賀谷左岸尾根を下るという昔では考えられないルートであり、何度スルーをしても感慨深いものがあります。
朝までの雨で急斜面は滑りやすく鎌倉山横断ルートは断念し皆子山を望みながら尾根伝いに歩きましたので下山予定時間を楽々クリアーし、江賀谷口から坊村まで荒れた少年自然の家歩道のおまけ付きです。
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分水嶺ウォーカーズは健脚ぞろいとなってきて頼もしいかぎりで、次の機会に鎌倉谷源流横断にチャレンジしてもらいたいものです。
隆起準平原が北山で最も残る一方で東側は花折断層の急斜面ということで、ダイナミックな北山が楽しめるスルーコースはいいものです。
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▲北山分水嶺マップ2017

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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
10月8日(日)余呉トレイルクラブ例会中央分水嶺庄野嶺区間☆ウッディパル余呉9:15集合@庄野嶺越古道から河内山、塩買い道網谷峠を経てピーク718への味わい深いブナ林コースです。
10月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道②近鉄伏見駅から伏見巨椋池を経て小倉駅へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@近鉄、京阪、JRを使って京都奈良大阪三府県境をめざしてつないで歩きます。
10月28日(土)29日(日)青山つばさ恵那山☆☆和邇駅8:00集合@富士見台ソロテント泊で神坂峠から恵那山アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
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「秋分にもなると和邇北浜からの比良も湖面も、いつになく爽やかでいいものです。珍しくデブラッシ号でのんびり走ります。いつものマウンテンバイクにしろ年代ものになっていますが、道具は手入れしているといつまでも相手をしてくれて何よりです。この間は家のあちこちにあった山の本やこどもの本をスペースを作って収容し本小屋の雰囲気になってきましたが、片隅ながら自転車スペースもなんとか維持です。ブルーマウンテンロッジ超満員状態ですが、この中に眠るものも含めせいぜいリサイクルしながら新たなステージを開きたいと願っているところです。」

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余呉の中央分水嶺トレイルを歩いていると西におおらかな稜線をのばす野坂岳があります。
眼下の敦賀の街や港をあわせて絵のようです。
ヤマケイ関西登山地図帳などで書かせてもらったこともあり、古くから気になる山でちょくちょく登る山です。
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▲ダイレクト尾根は左手前
一等三角点山頂からのパノラマは敦賀湾日本海はあたりまえとして、乗鞍岳と三国山の間に琵琶湖を望むことができることから湖畔に住むものにとって居心地がいいものです。
西に若狭から湖西、東に余呉から越前の山々も雄大で圧巻ですが、身近に感じられて心が和みます。
その一方で北海道へのフェリーが船出する北に広がる海は、しっかりと旅心をくすぐってくれます。
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今日はその青山へ山集落からダイレクト尾根から登ってみました。
いこいの森からの登山道、山集落からの送電線巡視路ルートもいいのですがまわり道をしながら登っているようで、もっとストレートに登ったほうがこの山の醍醐味が味わえるのではないかと思い続けてきたからです。
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下半分は予想通り境界切り開きがけものみちとなっていて傾斜も緩く歩きやすいので楽勝かと思いきや、急傾斜となる上半分は尾根上は猛烈な藪でその脇のブナ林を巻きながら登り最後は藪をかき分けてということで久しぶりにタフな山登りとなりましたが、お気に入りの岩や山頂に立った気分は爽快そのものでした。
下りは送電線巡視路尾根を登った尾根を眺めながら、山頂で知り合った山を始めたばかりの地元の若い人とのんびりと下りました。
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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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9月23日(土祝)北山分水嶺クラブ鎌倉山ピーク950スルー☆☆☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合@オグロ谷から鎌倉谷源流を横断し江賀谷左岸尾根を下る夢のスルーコースです。
9月24日(日)余呉トレイルクラブ例会安蔵山☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@淀川水源のブナ原生林の山へ尾羽梨から登り田戸へ下る予定でしたが、台風で土砂崩れ、田戸から往復に変更です。その分原生林ワンデリングをスペシャルで楽しみたいと考えています。
10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
10月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道②近鉄伏見駅から伏見巨椋池を経て小倉駅へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@近鉄、京阪、JRを使って京都奈良大阪三府県境をめざしてつないで歩きます。
10月28日(土)29日(日)青山つばさ恵那山☆☆和邇駅8:00集合@富士見台ソロテント泊で神坂峠から恵那山アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
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「人気の山もさすがに平日は静かです。好天の下でひと仕事を終え、一等三角点脇に腰を下ろし貸し切りで山頂の憩いを楽しむというのは何とも贅沢な話です。5月連休の槍ヶ岳山頂で味を占めて、ひそかな楽しみとなりました。これを実現しようとするとひとりで山に登ることになりますが、単独行こそが登山の神髄。多くの山の本でゆるぎない存在といえば加藤文太郎自身が書いた『単独行』に尽きますが、これができてはじめて安全な登山や、パーティを組んでひとりではできないレベルの登山を楽しむことができます。さらに道なき山に登りたいと思えば師でありライバルは昔は山に生きた人たち、今は山のいきものということになり、その足跡を追うなかで安全な登山の領域を教えてくれる彼らこそが山の友という気分になってきます。こうなってくると山頂の憩いは格別なものになるのです。」

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台風直撃で白馬雪倉は残念ながら中止となり、今日は通過後の不安定な天候のなかでしたがうっぷん晴らしもかねて北山へ。
梅ノ木から川合へ向かうと背後のピーク685が美しい姿で迎えてくれ、府県境尾根歩きで通るピークですが、懸案の久多大橋からのダイレクト尾根を登ってみました。
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橋の久多側の滝が懸かる谷の左岸側の尾根ですが、モミの混るいい森が続き傾斜も急でグイグイと登ることができました。
これで川合や奥山川を眼下に望むことができればいうことなしですが、今回も探し回りましたが白倉岳川合ピークが木立の向こうに見えるだけです。
あっけなく登れたので針畑川の予定変更で北上しピーク800までということに。
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植林地ピークではもの足りないので比良の山並を望む865を往復し、久多下ノ町の下流側への見まわりルートを下りました。
鬱蒼とした樹林の尾根歩きはいつもながら、鹿三匹以外誰にも会わず静かでいいものです。
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▲北山分水嶺マップ2017
 
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9月23日(土祝)北山分水嶺クラブ鎌倉山ピーク950スルー☆☆☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合@オグロ谷から鎌倉谷源流を横断し江賀谷左岸尾根を下る夢のスルーコースです。
9月24日(日)余呉トレイルクラブ例会安蔵山☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@淀川水源のブナ原生林の山へ尾羽梨から登り田戸へ下る予定でしたが、台風で土砂崩れ、田戸から往復に変更です。その分原生林ワンデリングをスペシャルで楽しみたいと考えています。
10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
10月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道②近鉄伏見駅から伏見巨椋池を経て小倉駅へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@近鉄、京阪、JRを使って京都奈良大阪三府県境をめざしてつないで歩きます。
10月28日(土)29日(日)青山つばさ恵那山☆☆和邇駅8:00集合@富士見台ソロテント泊で神坂峠から恵那山アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

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「ヒガンバナの季節を迎え、夏の終わりを知らされます。畦道のものは稲刈りが終わった後で寂しげですが、和邇北浜では伊吹から金糞を望む琵琶湖がバックで誇らしげに咲いていていいものです。」

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この山は大堰川左岸に聳えるピークで対岸はサスナベ山、ということで個人的にも注目のエリア。
古道の森・ちしょろ尾根散策道で手軽に三等三角点峰へ登ることができますがこの山のすごさはわからず、椿橋からの西尾根、大悲山口からの北西尾根、峰定寺門前からの北尾根のルートから登ると目からうろこです。
そして東尾根にあるかつての大悲山参詣道の古道峠から道が消えた坂ノ谷ルートという味わい深いルートもあります。
昨日は峰定寺門前からの岩がちな北尾根のルートを整備をしながら登り、谷芯の炭焼き窯跡から寺谷脇の窯跡の間の坂ノ谷古道探査をしながら下ってみました。
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緩急、岩場、鬱蒼とした森、大悲山や皆子山などの展望など北山の良さが凝縮されていて、何度歩いても飽きることはありません。
700メートルの高さの山は登ることに汲々とすることなく、コースメイク的にも自由度が高いので山を存分に楽しむことができます。
大見尾根788ピークや鍋谷山、ワサ谷両岸尾根のピークなど、はたまた湖西湖北でもそうですが歩けば歩くだけ手軽な青山が見つかって楽しみは尽きません。
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▲北山分水嶺マップ2017
 
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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
9月16日(土)17日(日)18日(祝)青山つばさ雪倉岳白馬岳☆☆和邇駅8:00集合@蓮華温泉ソロテント泊で山頂アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
9月23日(土祝)北山分水嶺クラブ鎌倉山ピーク950スルー☆☆☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合@オグロ谷から鎌倉谷源流を横断し江賀谷左岸尾根を下る夢のスルーコースです。
9月24日(日)余呉トレイルクラブ例会安蔵山☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@淀川水源のブナ原生林の山へ尾羽梨から登り田戸へ下ります。
10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
10月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道②近鉄伏見駅から伏見巨椋池を経て小倉駅へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@近鉄、京阪、JRを使って京都奈良大阪三府県境をめざしてつないで歩きます。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

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「今年もまたレイカディア水源の森講座スタートです。例によって大好きな夕照の庭への立ち寄ってモチベーションを高めて。生活感を持って琵琶湖集水域の自然を知ってもらおうというもので、初めてはや10年になります。こちらも若僧から同級生の年代となりました。歳を重ねるということはその歳月がものさしとなって自然を学ぶ、さらに自然に学ぶことは感動的であり、多くの自然人登場を期待したいものです。」

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「草津校に続いて米原校もスタート、いつもながらこちらは少人数ですが地元の方々が多くうかつなことは言えません。始まる前には今年も湯谷神社・青岸寺裏山の学校山の展望所に登って米原の大観を眺めて、いざ出陣です。湖西湖北京都北山中心にして山歩きをしていると米原から対岸に見る青山の山並は新鮮に感じられます。そして昼休みは朝妻筑摩北側の世継湖岸へ、間近に霊仙、伊吹、そして金糞の迫力ある姿は素晴らしいかぎり。ちっぽけなイエノニワのひと時と違って一気に元気フル充電といったすごさです。」
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余呉トレイルクラブ金糞岳スルーが残念ながら流会となって、天気もいいので鳥越峠から小朝ノ頭ルートの整備です。
こだわりのルートで以前も手を入れたのですがここの背丈を超すササはすごい勢いで、今回はルートが追えるよう頑張ってみました。
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鳥越林道で楽に登れるようになったこの山ですが、峠で美濃近江そして金糞岳を望んで登る小朝ノ頭ルートは少しは登った気分になります。
昼に藪から抜け出ることができましたので、金糞岳から白倉岳往復です。
湖国の山を代表する素晴らしい稜線はこの時期になると紅葉が始まっていて、大展望の楽しみと合わせて足取りは軽くなるというものです。
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鬱蒼とした樹林の山もいいのですが、低木と草地の稜線はちょっとした高山の雰囲気があって貴重です。
先の金勝の岩尾根といい、秋山に向けてモチベーションを高めてくれます。
川合、音羽へのスルーコースに甲津原ルートも加わって、この山とのつきあいがますます楽しみになってきました。
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 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
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青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

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青山ツアー最長のよみうりロハスウォーキング、昨年九月からのならへの道に続きけいはんなへの道がスタート。
京都駅から近鉄伏見駅までを歩きましたが、鳥羽離宮跡へということで東寺、羅生門跡から朱雀大路旧千本通を南下して鳥羽離宮跡へ。
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平安時代の終わりごろ院政の拠点として桂川鴨川合流点あたりに作られた離宮ですが、古都京都にしては寂しいばかりの姿で残念な限りですが、栄光の往時を思い描くだけです。
鳥羽離宮跡公園、城南宮、田中殿公園、西行寺跡、そしていくつかの天皇陵などを巡り歩きましたが、一緒に歩いた人たちはしっかりとイメージできたでしょうか。
京の原風景として貴重な鳥羽離宮跡だと思うのですが。
けいはんなへの道はさらに朱雀大路の延長線上に巨椋池、京田辺の甘南備山、三国境があって興味津々です。
京の副都心として開発が進む京阪奈丘陵へ、残されたいなかや自然を探しながら歩くのが楽しみです。
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樹林の山や森歩きは飽きることがありませんが、それでも時々岩山が恋しくなります。
登山では岩場を三点確保やバランスで軽快に歩くことができることは必須ですから、岩尾根や沢歩き、はたまた木登りも欠かせないトレーニング。
ということで近場ではリトル比良とともに花崗岩バッドランドの金勝アルプスへ。
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雨予報でしたが降ったり止んだりのようでその間隙をぬってという作戦で、真上で雷が鳴る山上駐車場での長い待機の間もアメダスと観天望気怠りなく、十九林道から十九新道で天狗岩へ立ち最高峰竜王山の北尾根を見事ほとんど降られずに下ることができました。
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人気の山もさすがに平日のこんな天候の日に訪れる人もなく、岩場に雨雲が次々とかかって幻想的な風景をひとり占めです。
次々と現れる大岩をぬいながら進み、気に入ったものがあれば登って岩上でいっぷく。
腰を下ろして湖南の絵のような風景を眺めてばかりでしたが、雨雲の様子も見ながらで歩を進める時は早歩き、駆け下りで2時間の密度の濃いアルバイトでした。
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北尾根では末端の二つの大岩手前から林道へ出るところを、この岩尾根にふさわしく二つの大岩の間を下り岩の小谷ルートを下ることができたのも収穫で、季節は白露になり秋山に向けてモチベーションが大いに上がったことはいうまでもありません。
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9月10日(日)余呉トレイルクラブ例会金糞岳スルー☆☆☆ウッディパル余呉7:30集合@夢のスルーコース、鳥越峠から小朝の頭、金糞岳、白倉岳を経て音羽へ抜ける素晴らしいコースです。チャレンジしてみませんか。
9月16日(土)17日(日)18日(祝)青山つばさ雪倉岳白馬岳☆☆和邇駅8:00集合@蓮華温泉ソロテント泊で山頂アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
9月23日(土祝)北山分水嶺クラブ鎌倉山ピーク950スルー☆☆☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合@オグロ谷から鎌倉谷源流を横断し江賀谷左岸尾根を下る夢のスルーコースです。
10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
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広河原は桂川の源流にあって奥深さが魅力、それは派生する尾根が分水嶺に劣らないスケールと長さを持っていることが大きな理由のようです。
特に能見と下ノ町を分けるワサ谷左岸尾根や下ノ町から最奥の尾花町の背後に覆いかぶさるようにのびる右岸尾根は存在感があります。
そしてこれらの尾根には大杉が多く残された深い森が広がっています。
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右岸尾根には尾花町の広河原バス停から分水嶺ピーク911へ昔から山道があって踏査済みですが、ワサ谷出口の松上げ広場からピーク911まで昨日歩いてみました。
ピーク711先の合流点までの間にも予想通り立派な杉があちこちにあって楽しませてもらえましたが、ピーク700には二面板取された木もあって山仕事の場であったことがわかります。
深い森の合流点には二本の倒木が横たわりピーク781の先まではさながら大杉の森状態が続き、地形も変化があって奥山の佇まいを演出していて感動的。
分水嶺広河原分岐へ抜け出てピーク911に立ってみると、芦生の森がいつになく平凡に思えて今回は早々に引き返しです。
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そして下りは尾根中間点ピーク781東隣の大杉の丘からエスケイプルート確保のため支尾根をワサ谷へ。
ここも大杉の森の領域でいいものでしたが、最後は左岸尾根への道が下りる林道の橋をねらいすぎて浮石の多い急斜面を降りてしまいましたが、ここは最後の大杉から南寄りに進み植林地へ入るべきです。
ともあれこれでワサ谷流域はいろんな歩き方が可能となり、展望ポイントの少なさが課題として残りますが大いなるヤマノニワにふさわしいものになってきました。
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▲北山分水嶺マップ2017

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9月10日(日)余呉トレイルクラブ例会金糞岳スルー☆☆☆ウッディパル余呉7:30集合@夢のスルーコース、鳥越峠から小朝の頭、金糞岳、白倉岳を経て音羽へ抜ける素晴らしいコースです。チャレンジしてみませんか。
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隆起準平原地形の北山では平坦面は八丁平などの800メートル前後と尾越、大見、百井などの600メートル前後にあって、山上に出れば高低差が少なく「登る」世界から「歩く」く世界となって、登山の呪縛というものから解放されて自由気ままに自然を楽しむことができるのは素晴らしいことです。
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なかでも昨日分水嶺クラブで歩いた百井峠から三谷峠までの高野川と安曇川の分水嶺は、天ヶ岳天ヶ森間など特に尾根が複雑にのびて主稜線がはっきりしない迷路のような場所であり、思いのほか二次林が多く残されていて、百井の集落のたたずまいとあわせて個人的にもお気に入りの場所のひとつです。
ここを始めて歩けばほとんどの人は「ひとりではとても」と感心しきり、さらにこの平坦面の東側高野川側から登り下りでもしようものならそれと対照的に急斜面が続き、びっくり仰天ヶ岳仰天ヶ森。
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▲北山分水嶺マップ2017
これをよしとすれば、次の例会鎌倉山ピーク950スルーも欠かせないものとなります。
もうひとつ高い平坦面をめぐり歩くばかりか、オグロ谷から登り江賀谷に下るという登山の醍醐味もあって、自然北山ならではのスルーコースといえるでしょう。

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10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

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金糞岳鳥越峠への向山谷ルートに続き、中津又谷へ入り新穂峠から新穂山へ。
八草峠、鳥越峠、国見峠などとともに美濃と近江を結ぶ峠のひとつであり、甲津原と美濃の諸家を結び多くの人が通りモノが運ばれた峠です。
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林道から支流へ入り尾根に取り付き山腹を巻き源頭を通る峠道は、炭焼きが廃れて以降通る人も少なくなりササが茂り自然に還りつつあります。
そして美濃側は峠直下まで林道となっていて、往時を偲ぶものは所々に残る掘れた道形と尾根にあるお地蔵さんだけですが、花崗岩地帯で谷は明るく峠の周囲にはブナ林が残されていて甲津原側は歩きがいがあります。
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峠からはふみあとをたどって四等三角点のある新穂山へ登ってみました。
その道すがら振り返れば射能山(ブンゲン)や、雲に隠れてアルプスこそ望めなかったもののブナ林ごしに見る奥美濃の山並など、湖北の山ならではの大展望で圧巻。
帰路尾根のお地蔵さんから鳥越山から金糞岳が望めることもわかって至福のいっぷくです。
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甲津原は姉川の源流で向山谷、中津又谷と奥伊吹スキー場がある瀬戸山谷の三つの谷に分かれていて、向山谷に続き中津又谷の流域も秘境にふさわしい静けさを保っていて、今後いろんな歩き方ができそうで楽しみです。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
9月3日(日)北山分水嶺クラブ天ヶ森区間☆地下鉄京都国際会館駅8:00集合@標高730メートルの百井峠スタートで登りなしで鴨川安曇川の分水嶺歩きが楽しめる区間です。
9月9日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道1京都駅から鳥羽伏見へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@近鉄、京阪、JRを使って京都奈良大阪三府県境をめざしてつないで歩きます。
9月10日(日)余呉トレイルクラブ例会金糞岳スルー☆☆☆ウッディパル余呉7:30集合@夢のスルーコース、鳥越峠から小朝の頭、金糞岳、白倉岳を経て音羽へ抜ける素晴らしいコースです。チャレンジしてみませんか。
9月16日(土)17日(日)18日(祝)青山つばさ雪倉岳白馬岳☆☆和邇駅8:00集合@蓮華温泉ソロテント泊で山頂アタック、皆さんもチャレンジしてみませんか。ソロテントレンタルあり。
10月7日(土)青山ウォーク童仙房Ⅲ三国境から野殿山へ☆大津駅8:00集合@三国境は伊賀、近江、山城の境で展望雄大で快適な森歩きが楽しめます。信楽多羅尾から広域基幹林道へ。
青山特別例会/ソロテント屋久島を企画しています。11月21日(火)から24日(金)の3泊4日、淀川小屋、新高塚小屋、湯泊平内民宿泊、黒味岳、宮之浦岳、永田岳、縄文杉登山プラス島一周観光付きのスペシャルプラン。宮之浦湊・屋久島空港集合解散です。詳細はお問合せ下さい。
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「9月です。夏の喧騒の後だけにウミノニワ和邇北浜からリトル比良の先に金糞岳を眺めるのは感慨深いものがあります。その右に射能山(ブンゲン)があって伊吹山に続きますが、その間が甲津原で金糞岳向山谷ルートに続いて新穂峠への中津又谷の古道を歩き直すことができたことでますます親しみがわいてきます。新穂峠は伏木貞三さんの『近江の峠』(白川書院1972)で知り、草川啓三さんの『近江の峠』(青山舎2003)でも取り上げてもらいましたが、峠下の地蔵は祠こそなくなっていますが健在でなによりでした。鳥越峠や八草峠は車道となりこの峠も古道は近江側に残るだけですが、ひとり藪をかき分けてたどる楽しみがありました。ヤマノニワ金糞岳・姉川水源の森との今後のつきあいが楽しみです。」

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