青山舎から

ブルーマウンテンロッジ発、 琵琶湖水源の森から日本分水嶺への山・自然・旅レポート

2018年01月

「寒波の後のこの週末は土曜青山釈迦ヤケオ鹿ヶ瀬ループ、日曜は北山分水嶺サスナベ山のスノーシューです!」
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北は雪雲に覆われていて南へ。
昔歩いたことのあるアセボ峠ルートですが、あまり印象に残るものではなかったので紫香楽側峠下から地形図に露岩記号のあるピーク613白草山の南尾根を登ります。
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岩の上からは大納言や信楽の山に続き堂々とした飯道山が姿を見せてくれました。
鞍部からの登り返しもうっすら雪が積もる露岩の間の急登もあってこの山にふさわしいもの。
先の三大寺尾根ルートと合流し飯道山山頂、今日は貸し切りですが山頂の憩いは西峰と決めていますから阿星山、琵琶湖方面、鈴鹿の山並を眺めただけで早々に出発です。
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ここから地形図点線の西側の尾根が今日いちばんの楽しみだからです。
特に露岩が見事な尾根で、下っても下っても次々と現れる岩は思い思いの割れ方をしていておもしろいものがあります。
岩は下から見上げると迫力があってこの尾根は登りに使うのがよさそうだと思いながらゴルフ場脇の林道へ出て、練習場脇の林を突き抜けアセボ峠の車道へ出てわずかで峠下です。
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今回で三大寺、小野峠、アセボ峠紫香楽宮からのトライアルは完了、一般ルートはもの足りないものがありますが周辺の尾根はさすがに根張りの大きい岩山は登りがい歩きがいがあり、ここが発祥の地という甲賀忍者の気分で楽しむことができました。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
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2月3日(土)
青山トライアル比良釈迦ヶ岳ヤケオ山鹿ヶ瀬ループスノーシュー☆☆和邇駅7:30集合@突然ですが週末まずまずの天候のようで、絶景のループコースをスノーシューで踏破したいと思います。
2月4日(日)北山分水嶺クラブサスナベ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@花背とっておきの山で大杉の森と大パノラマが魅力のマウンテンスノーシューが存分に楽しめます。
2月11日(日)余呉トレイルクラブ新道野峠から東ヶ谷山へ登り大浦越えへ☆☆ウッディパル余呉9:15集合@寒波で雪もどっさり積もり快適なスノーシュートレックになりそうです。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「飯道山はいい山です。冬の朝日を望む時に阿星山の奥にこの山が見えることもあって親しみがわき足を運ぶようになりましたが、一般コースはもの足りないものの四方に大きな尾根をのばし自在にルートが取れ歩きがいがあります。花崗岩の岩山は紫香楽宮ゆかりの山として古い歴史を持つことから、自然の広がりに加えて時空をさまよっている気分にもさせられ、手軽な山・自然・旅のフィールドのひとつです。ここも例にもれず植林の山で林道、作業道が山を削り東西の麓にはゴルフ場が陣取るという、とても名山とは思えないひどい扱われ方です。ともあれこの山は広いことから、これらを避けてコースメイクがなんとかできますからせいぜい歩かせてもらおうと思っています。」

「寒波の後のこの週末は好天、土曜青山比良釈迦ヤケオ鹿ヶ瀬ループ、日曜北山分水嶺サスナベ山のスノーシューです!」
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寒波は続き呉枯新谷の例会は中止で、見まわりに変更です。
予想通り天気の回復は一瞬で昼から雪模様、次回の東ヶ谷山の麓を通り柳ヶ瀬から新谷山を眺めた後は、大平良山ダイレクトに続き賤ヶ岳自然林ルートのおさらいをすることに。
スノーシューで膝まで沈むラッセルでしたが、シカがしっかりとトレースを用意してくれていました。
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植林地が多い賤ヶ岳ですが余呉湖から眺めると正面に貴重な二次林の尾根と斜面があって登高欲をそそります。
雪降りのなか西端の尾根を登り東端の尾根を下りました。
低山ですが、余呉湖を自然林の間から望みながらというのはいいもので二倍も三倍も高い山を登る気分にさせられます。
山頂の大パノラマは雪降りが続き望むことはできませんでしたが、ここでの楽しみは賤ヶ岳合戦の銅像です。
くたびれた武将の姿は他人事とは思いないもので、復活して勝利を手にしてほしいといつも思ってしまいます。
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下りではトレイルの主のシカがあちらこちらで現れて、雪の多い山から少ない里へ下りたらと声をかけますが、そうもいかないよでトラバースして逃げてゆきます。
害獣であり生態系の破壊者かもしれないのですが、増えたのは彼らの責任ではないだけに複雑な心境です。
ともあれ青山の山歩きでは森の友であり、正直出迎えてくれると心が和みます。
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▲余呉トレイルマップ2017
   
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
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2月3日(土)
青山トライアル比良釈迦ヶ岳ヤケオ山鹿ヶ瀬ループスノーシュー☆☆和邇駅7:30集合@突然ですが週末まずまずの天候のようで、絶景のループコースをスノーシューで踏破したいと思います。
2月4日(日)北山分水嶺クラブサスナベ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@花背とっておきの山で大杉の森と大パノラマが魅力のマウンテンスノーシューが存分に楽しめます。
2月11日(日)余呉トレイルクラブ新道野峠から東ヶ谷山へ登り大浦越えへ☆☆ウッディパル余呉9:15集合@寒波で雪もどっさり積もり快適なスノーシュートレックになりそうです。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「雪の余呉湖は詩情に溢れて、いつもながらいいものです。日曜ということもあってか雪見の若い人たちが多いのは驚きです。カッコだけではなく、たくましく雪山を闊歩してもらいたいものです。『雪に生きる』(羽田書店1943)という素晴らしい本を猪谷六合雄という人が書いていて、青山文庫の宝物のひとつです。暗い世の中にあってスキーに純粋に生きた人で、本を開くたびにその一途さに心励まされるものがあります。赤城山、千島、赤城山、乗鞍とスキー適地を求めて住まいを移すのですが、その都度ロッジを手作りで建てて家族で確かな暮らしをするという素晴らしい話です。スキー技術を磨き足りない道具は自ら作りゲレンデまで整備してゆくという夢の物語ですが、雪が無い時の山との付き合い方がまた味わい深いものがあって登山を志すものにも共感を呼びます。」

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北山分水嶺クラブミーティングの後は雪雲南端の峠下まで戻り、展望の丘への東尾根を登ってみました。
寒波で昼前の花背峠は氷点下6度、山ではこがらしが吹き抜け休むのが辛い寒さで一気歩きです。
この丘は鞍馬尾根北端のピーク780、北側の天狗杉からよりも京都市街が近く望め比叡愛宕、さらに東天ヶ岳、西魚谷山桟敷ヶ岳への分水嶺とあわせて素晴らしい大パノラマです。
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さらに北側西側は植林地ですがなだらかな丘の上や南面東面は二次林が残されていて北山南部では貴重なオアシス、東尾根もけものみちを追って快適そのもの。
絶景ひとり占めの後は北側鞍部へ下り旧花背峠への道を横切り、二次林の残る尾根を伝って天狗杉へ向かいます。
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こうした歩き方は難しそうですが、けものみちがあって誘導してくれますからそれを追ってゆけばいいので気楽なものです。
ということで天狗杉展望ポイントへ出て、山上ひとまわりの後は南尾根ルートを下り送電線鉄塔を経て峠下へ。
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これで旧花背峠道や古道橋からの旧道と天狗杉南尾根ルートにこの展望の丘東尾根ルートが加わり、峠下ベースはにぎやかになりました。
  
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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1月28日(日)余呉トレイルクラブ七々頭ヶ岳新谷山☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から登り柳ヶ瀬へ下る手軽で快適なスルーコースです。
2月4日(日)北山分水嶺クラブサスナベ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@花背とっておきの山で大杉の森と大パノラマが魅力のマウンテンスノーシューが存分に楽しめます。
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「帰路は峠下から百井峠経由です。寒すぎると北山では雪が降らず、百井の道など昼間でも路面が凍結したままで四駆でセカンド&ロー走行、山よりてごわいかも。北国ではあたりまえのことでトレーニングモードでブレイクスルーです。」

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最強寒波とはいうものの朝起きてみると比良山麓は小雪が時折舞うものの好天で、本格的な雪雲は湖北中心で先日に続きリトル比良へ。
鵜川林道から鳥越峰岩阿沙利山ループに続きリトル比良最高峰滝山をめざします。
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林道を走り始めると現れていつも気になっている大岩を経て北小松山鵜川山の境界尾根を登ります。
鵜川の二俣から尾根に取り付くものの左股に立派な山道があって落差はないのですが立派な滝から急斜面を登ると大岩の基部へ。
20メートルはある大岩で回り込んで上へ出て尖った先端を見届けて露岩の尾根へ出て、鵜川棚田と琵琶湖を眺めながら早い昼食です。
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滝から尾根まで見事な岩脈で、林道から見るイメージとはちょっと違っていましたが迫力満点です。
境界尾根はゆるい傾斜の長い尾根で立派な切り開き道が続き、スタートが遅かったこともありペースを上げて頑張って登ります。
途中から雪道となり稜線近くまでくると二度踏みツボ足歩行、テープだらけの縦走路は避けて手前からトラバースし山頂ダイレクトです。
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トレイスなしの山頂はいいものでしたが下りのトビ岩を経て鵜川への尾根も長いので早々に下ります。
歩き慣れたルートとはいえ雪に加えて先の台風による倒木が多くて歩きにくく、トビ岩手前の小池で休んだだけで登り同様ひたすら歩を進めます。
雪雲到来でトビ岩寄り道もカットで尾根を下り、登りの大岩が対岸に見えたところで急斜面を下り滝へ下りて往路通りに林道へ。
ただただ歩くだけでしたが、最後に残った境界尾根でしたが岩阿沙利から三尾山までの鵜川をめぐるリトル比良がよく見えて、まさにまさに大いなる自然の庭といった感じでいいものでした。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
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1月28日(日)余呉トレイルクラブ七々頭ヶ岳新谷山☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から登り柳ヶ瀬へ下る手軽で快適なスルーコースです。
2月4日(日)北山分水嶺クラブサスナベ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@花背とっておきの山で大杉の森と大パノラマが魅力のマウンテンスノーシューが存分に楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「シデコバと呼ばれる近くの岩は鵜川林道沿線では天狗岩と並び目立つ存在です。上からの眺めは素晴らしいものですが、山腹を削ってのびる林道が現実に引き戻されてしまいます。林道鵜川村井線という広域基幹林道の鵜川から鹿ヶ瀬のリトル比良区間を鵜川林道と呼んでいますが、脆い花崗岩地帯を削りに削って作られていてあちこちで崩れ続けていて、さらに畑から村井への横谷峠のトンネルのように鵜川越もトンネルで抜けていればリトル比良が寸断されることもなかったのにと今さらながら残念で、通り抜けることはやめたくらいです。先の寺山や天ヶ岳の作業道にしても機械化された林業に不可欠かもしれませんがあまりにも強引な作り方であり、山の価値は造林地ばかりか砂防や環境さらには観光面でも貴重でありトータルデザインをしっかり立てて取り組んでゆかないと、せっかくの宝の山が次々と失われてしまいそうです。」

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北山分水嶺クラブスノーシュー始めは三本杉からこもれびの森チセロ山の予定でしたが雪が融けてしまい、先日見まわりをした久多峠からフカンド山へ。
こちらも少なくなっていましたが、山上にはかろうじて残っていてやれやれです。
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北山は花背以北と以南では雪の降り方積もり方がちがっていて、久多や広河原の山は頼もしいかぎり。
山頂直下の沢源頭での直登や駆け下りを楽しんでもらい、ピーク743手前では雪の尾根歩きの後でタイミングよく雪雲が切れて久多川源流域の山々の眺めも堪能できて、スノーシューデビューの人も何人かいて満足げな表情で何よりでした。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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1月28日(日)余呉トレイルクラブ七々頭ヶ岳新谷山☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から登り柳ヶ瀬へ下る手軽で快適なスルーコースです。
2月4日(日)北山分水嶺クラブサスナベ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@花背とっておきの山で大杉の森と大パノラマが魅力のマウンテンスノーシューが存分に楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
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「大寒となり日の出の場所が北へ戻ってきて綿向山からとなりました。刻々と季節は変わっていることを実感です。今年は寒く本格的な冬と思いきや大寒で雪なし状態、明日からの寒波で雪山に戻してもらいたいものです。ネットの気象庁全国積雪情報を見るのが冬の楽しみのひとつですが、余呉柳ヶ瀬は特に注目の場所です。北隣は中河内でだいたい柳ヶ瀬の倍は積もっているとみてよく、滋賀にあって全国の豪雪地帯と肩を並べる積雪の多さです。この日曜はその柳ヶ瀬への七々頭ヶ岳新谷山スノーシュー、雪もさることながら多くの参加を祈るばかりです。」

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北は雪ならぬ時雨で引き返し、鵜川林道からリトル比良へ。
コラガ谷から鳥越峰へ登り八王子から岩阿沙利山へ縦走路を歩きコラガ谷へひとまわりです。
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尾根中心に歩いていて自然林の残るコラガ谷源頭部は初めてでしたが、立派な炭焼き窯跡が二つあっていいものでした。
雪はこの間でかなり融けてあちこち地肌が出ていて、古い山道を伝って快適に歩くことができました。
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鳥越峰へ出ると八王子から岩阿沙利山の楽しい岩尾根歩きです。
花崗岩の露岩は名庭の立石のように素晴らしい配置で、それぞれが通るたびにいろんな形に見えてきておもしろいものです。
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岩阿沙利山では山頂周辺の大岩の下をトラバースして仏岩へ行き、武奈ヶ岳釣瓶岳はガスのなかでしたが至福のコーヒータイム。
ここは特にそれぞれの岩が大きくて、岩ごしに見下ろす鹿ヶ瀬や畑の棚田は感動的です。
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スタートが遅かったのでもういい時間で、山頂から鵜川林道へけものみちを伝って一気降りです。
昔からよく歩かれているリトル比良ですが、鵜川林道から細道を伝って歩くと自然度が増していいものです。
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青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
1月28日(日)余呉トレイルクラブ七々頭ヶ岳新谷山☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から登り柳ヶ瀬へ下る手軽で快適なスルーコースです。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
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「湖北は時雨で山はあきらめましたが、せっかくなので尾上の水鳥公園へ足をのばしコハクチョウに会いに。観察舎や道の駅の前は訪れる人が多く落ち着かないのか南側のだれもいない湖岸へ避難していて、ひとりじっくり楽しませてもらいました。時折湖西や南湖へも姿を見せますが、ここは数が多く迫力がちがいます。」


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先日の満身創痍の天ヶ岳行の時に愛宕山竜ヶ岳地蔵山の雄姿を見て、自然林の谷芦見谷の滝谷出合からのダイレクト尾根がまだだったことを思い出し今日トライアルです。
昨日の雨で雪はすっかり消えていてスノーシューは車に置いたままでウジウジ谷の林道からスタートし、ピーク792を越えて滝谷出合へ。
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林道が出合奥までのびていたのは残念でしたが、炭焼き窯跡から滝谷への山道を見送って尾根を登ります。
進むうちにけものみちが出て来て思いのほかスムーズに高度をかせぎ、下からも見えていたモミの木までくると少し傾斜も緩くなり稜線直下のナラ林で昼食。
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イノシシ親子も顔を見せてくれ、大きな親は幸運にも食べ物探しに夢中で通り過ぎてくれ後の子供、ウリ坊ではなく立派な姿でしたが、こちらに気づきしばらくお見合いをすることができ至福のひと時でした。
颯爽とした友のいる森はいいものです。
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植林地きわの山頂は長居をせず先を急ぎ反射板ピークやスキー場跡でいっぷく、自然林で覆われた広い山上にそびえる地蔵山や竜ヶ岳が見事です。
そして三角点ピーク889.8はまさに小山ですが京都市街から比叡山北山比良が望めて愛宕山の本領発揮、特に西南からの北山は雄大でいいものです。
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ここから直接首無地蔵への道へ出て林道を歩きウジウジ谷へ。
愛宕山は展望が雄大で地蔵山竜ヶ岳に至る山上が広くコースメイクが自在ということで時々登りたくなりますが、植林地が多い歴史の山にあって自然林芦見谷の存在は貴重で、その核心の地蔵山ダイレクトコースを無事トライアルできたことは嬉しいかぎりです。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
1月28日(日)余呉トレイルクラブ七々頭ヶ岳新谷山☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から登り柳ヶ瀬へ下る手軽で快適なスルーコースです。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「森に友が多く住む山は自然林が広がる山であり、1200年の都にふさわしいものです。北山の東南に比叡山、西南に愛宕山、大比叡と地蔵山にそれぞれ一等三角点がある歴史の山ですが、自然度が高いのは芦見谷のある愛宕山ということになります。鬱蒼とした森ではなく二次林ですがそれにしてもよく残されたものです。滝谷出合には炭焼き窯跡もあって古い山道が谷にのびていて昔からの山仕事の場であったことがわかりますが、出合まで林道がのびているだけに、ここに新しい丸太橋が架けられているのが気になります。誇るべき愛宕の森が生き残ることを祈るばかりです。」

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北山は久多の日、寒波の後でもあり久多峠の様子見がてらフカンド山をめざします。
峠下まで行ってみると峠へ向け除雪がしっかりされていてひと安心、雪も締まって歩きやすそうなのでここからスタート。
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峠道旧道の谷の左岸尾根を登り車道を横切り、さらに尾根を巻きながら登り峠からだと植林地を抜けて最初のピークと次のピークの鞍部へ抜け出て大杉の並び立つ丘の憩いの場所へ。
ここから急登となり頑張って一気にフカンド山山頂へ。
今日もまたノートレイスのマウンテンスノーシューをひとり喜ぶものの、峠からだと手軽に雪山が楽しめる素晴らしいコースだけに登山の過疎過密は不思議な現象です。
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ちょうど昼ですが山頂は樹林に囲まれ冷たい風が通り抜けるので、ここはやはりピーク743手前の絶景の丘までひとっ走りとしましょう。
ピーク936、三国岳、経ヶ岳、イチゴ谷山そしてピーク909と続く久多川源流部の山並に加えて武奈ヶ岳と釣瓶岳が圧巻で、いつもながらこうした場所で食べるヤマメシはいいものです。
峰々へのルート整備が進んだことで昔とは違って山々は微笑んでいるように思えてくるから不思議です。
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そして重い腰を上げてピーク743から送電線鉄塔へ下ると、今度は久多南側の鎌倉山、ピーク950、峰床山そして間近に桑谷山東峰が顔を見せてくれます。
車道へ降り立ち車へ戻れば峠下からフカンド山ループスノーシュー完了です。DSC00317
▲北山分水嶺マップ2017
 
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
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1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
1月28日(日)余呉トレイルクラブ七々頭ヶ岳新谷山☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から登り柳ヶ瀬へ下る手軽で快適なスルーコースです。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
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「久多峠への道は茅葺民家があって心ときめくものがあります。営々と自然と向かい合って生きてきたあかしであり、ネイチャーフロントにふさわしい風景です。通るたびに励まされるようで気持ちも山モードに。フロンティアといえば『デルスウ・ウザーラ』(アルセーニエフ著、平凡社東洋文庫2015-24)読破。ウスリーの森に生きたデルスウがハバロフスクで亡くなるという結末は悲劇的でしたが、自然と向かい合うスタンスは100年の時を超えて心打つものがありました。かの星野道夫の愛読書でもあったようで、たまたま先日テレビで大学生ジュニアが父の足跡をアラスカに訪ねる番組を見て、北の大地に生きる意味を改めて感じさせられました。まさにフロンティアです。」

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大黒山例会流会で見まわりに変更、余呉への途中にある山門水源の森入口を通りがかると駐車場は雪に埋まり森へのトレースもなしということで今日はここに決定です。
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峠から直接尾根へ出てブナの森から東ヶ谷山の雪山を望みアラカシの森を進みます。新雪でスノーシューも膝近くまで沈みラッセル状態で楽ではありませんが、この森をトレースなしで楽しめるということは贅沢な話で気分は最高です。
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琵琶湖伊吹山の展望を楽しんだ後はブナの森最高点を抜けてジャンクション南の中央分水嶺ピーク540へ。
藪の丘はすっかり埋まって見事に雪のドーム、湖北、若狭、琵琶湖の大パノラマが圧巻です。
涙をのんだ大黒山やスノーシュー駆け下りの岩籠山など、特に見ごたえがありました。
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ブナの森最高点へ戻り、メジャーポールを見ると積雪110センチ。
山門湿原を眼下に眺めた後はブナの森からヒノキの森への尾根を下ると南湿原上でトレース登場、完全制覇はなりませんでしたが厳しいラッセルでしたのでウエルカムです。
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湿原展望台に憩い元気が出たところでもうひと頑張り、南湿原デッキから中湿原北湿原の西側を湿原を踏まないよう岸伝いに探策です。
積雪期のみ可能なルートで、これによって東岸ルートとあわせて湿原ひとまわりが可能となります。
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中湿原や北湿原奥の雪原と周囲の森からは東側の植林地も見えず、琵琶湖西岸断層でできた自然豊かな山間の湿原そのものの面持ちで、湿原、森、山の配置も絶妙で自然の造る大いなる庭のようでもあり感動的でした。
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▲余呉トレイルマップ2017

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1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
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「早朝の鵜川の白髭神社御旅所の浜はとっておきの場所。湖の鳥居ごしの雪の伊吹は圧巻です。湖西から湖北へ向かう途中はこうした場所があちこちにあって目的地に着くのが遅れがちで困ったものです。絞り込んでここだけはという場所が今津浜、まさに琵琶湖周航の歌の風景です。背景がまたいいもので、雪稜の乗鞍岳が北への憧れをかきたててくれます。」DSC05567

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寒波はさらに厳しくなるという予報や家のバケツの氷の厚さを見て、今日も湖南の山に決めました。
飯道山、大納言とくれば阿星山、とっておきのトライアルが残っていました。
冬の御来光で綿向山とともに昨日朝も見て、すっかり特別な山のひとつに。
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美し松から林道を行けるところまで行って山頂ダイレクト尾根を登ります。
金勝アルプスから飯道山に至る山系の最高峰は林道と植林さらに三本の電波塔で満身創痍ですが、麓に東寺西寺があるように奈良時代からの歴史の山です。
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三等三角点がある美松山から美し松をひとまわりした後はバリバリに凍った林道阿星支線を峠下まで頑張って車を走らせ、小尾根に取り付き本線林道を横切り掘れた山道跡を伝って一気に山頂へ出ます。
植林地オンリーでしたがミヤコザサと山道は登りがいがあり、山頂へ立った気分はいうことなしです。
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湖南信楽の大展望を楽しんだ後は、南峰の電波塔脇から飯道山縦走路のトレイルを下りますが畜産団地上の峠までもすべて植林地でつらいものがありましたが、南峰直下で飯道山が望めたので頑張ることができました。
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林道の峠は風化した花崗岩の山で斜面が崩れて見る影もなく、早々に阿星支線を下り車へ戻りました。
さあこれからが今日のメインエベント、時間が経っても融けずあちこちスケートリンクのような林道を下ります。
登る時はイケイケでなんとかなりましたが、さあどうでしょう。
ローギア4駆で両輪氷上にならないよう片足砂や落葉を通るように右に左に寄せ、なんとかブレイクスルー。
湖南とはいえ冷え込みがきつい信楽周辺はあなどれないですね。
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1月14日(日)
余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。「日曜は好天予報、多くのご参加を!」
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
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「部屋のかたづけをしていたら宝物がでてきました。黒っぽいガラス質の小石、縄文ルネッサンスのシンボルというべき黒曜石です。諏訪の和田峠で拾ったものですが、石器として使えるような良質な黒曜石の産地は全国に6ケ所あって、北海道は十勝石とも呼ばれ白滝・置戸、関東では神津島、中部が和田峠鷹山、日本海の隠岐岸浜峠、瀬戸内海は姫島観音崎、そして九州が伊万里腰岳。山の行き返りにこれらに立ち寄ってみたいという想いがよみがえります。自然でも歴史でも長い時の流れを感じさせてくれるものは貴重でまさに宝物、旅ごころをくすぐります。」

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三雲から紫香楽への県道をアセボ峠へ。
紫香楽宮への貴重なジムニートレイルですが両側にゴルフ場は興ざめ、峠付近は車を停める場所がなく紫香楽宮側峠下からピーク524へ取り付きます。
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花崗岩の露岩がいい感じでピーク613の奥にさっそく飯道山が顔をのぞかせますが、ピークを越えると植林地となり電波塔管理道路を横切り境界道を進みます。
やがて縦走路と合流し三角点の丘へ到着、最高点は電波塔や送電線鉄塔を通り過ぎその先の反射板脇です。
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三点セットで山頂占拠とは、この山の非運に同情するものの何とも登りがいのない山です。
送電線下伐り開きで鎌ヶ岳から霊仙山までの鈴鹿山脈一望できるのがせめてもの救いですが、肝心の飯道山は残念ながら姿を見せてくれませんでした。
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早々に分岐へ戻り、縦走路へ。
RUWVの友が頑張って整備したトレイルでもあるのですが植林地が続き単調、それでもピーク548は露岩があって木立越しに登った大納言と阿星山が見えていい感じです。
峠近くまで進むと正面にピーク613、南にスタートピーク524から紫香楽宮方面が望め、ゴールです。
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下山後好天が一気に時雨となり、傘をさして宮町の紫香楽宮跡、黄瀬の甲賀寺跡をめぐります。
これらの北東が飯道山、真北の山が今日登った大納言ということは素晴らしいことですから、登りがいのあるルートを次の機会に探し出したいものです。
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1月13日(土)ロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺駅から新祝園駅まで☆京都駅9:00集合@同志社田辺キャンパス周辺の丘を歩きます。
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1月14日(日)
余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。「日曜は好天予報、多くのご参加を!」
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
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「久しぶりにすっきりした11日の青山の御来光です。鈴鹿峠近くまで南下していたものがずいぶんと北上しています。左綿向山で右が阿星山、その裏に大納言飯道山ということで通いがいがあります。課題といえば新年からやっと『デルスウ・ウザーラ』(東洋文庫2015・24刷)を読み直す気になり、いい睡眠薬となっています。貴重な沿海州探検記として知られていますが、デルスウという現地案内人の、自然をすべて人格化してとらえる姿勢を見事に隊長アルセーニエフは描いていて、この手の本としては味わい深いものがあります。」

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雨がしっかり降りましたので、北山の様子を見がてら杉峠の電波塔ピーク850の杉峠山へ。
百井キャンプ場の先からダイレクト尾根を登ります。
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電波塔管理道路がある山ですが、これを登ると気持ちよくケルンと鐘のある山頂へ立つことができます。
紅白の電波塔は北山のランドマークであり私の住む湖西からも望める特別な山で、山頂へ立つと比叡山愛宕山の間の京都市街一望です。
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そして電波塔の周囲をひとまわりすると、雲取山から滝谷山皆子山天ヶ森と北山と蓬莱武奈の比良山系が圧巻です。
山頂からの展望はここならではのもので、特に皆子山ごしの武奈ヶ岳はほれぼれするような姿です。
先の台風による倒木をさけながら分水嶺を進み、百井峠から天ヶ岳へ向かいます。
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雪はかなり融けてしまいましたがスノーシューで歩けるくらいは残っていて快適ですが、天ヶ岳への尾根には真新しい作業道ができていて登山道を何度も横切り山頂の先までのびていて、途中の鉄塔展望台からの眺めも色あせてしまいました。
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寺山に続き北山の名峰天ヶ岳も軽く見られたものです。
植林地の際をまわって百井から大原へのユリ道へ出て百井キャンプ場先へ戻りますが、なんとここにも作業道がのびていても歴史の道問答無用状態に寂しい気持ちで車に戻りました。
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1月13日(土)ロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺駅から新祝園駅まで☆京都駅9:00集合@同志社田辺キャンパス周辺の丘を歩きます。
1月14日(日)余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「標高620メートルの百井、別所の上ノ町と同じ高さですが、車で前ヶ畑峠の急坂を登って開けるこの景色に心和みます。この周囲の山は高低差が少なくずいぶんと歩きまわらせてもらいましたので、勝手を知る規模の大きい回遊式の自然庭園を愛でるようで気に入っています。山上に前ステージの準平原が残る地形の妙ですが、北山ならではのものです。折々ページをめくる本に建築家安藤忠雄の『建築に夢をみた』(NHKライブラリー2002)がありますが、それに庭園の章がありコンクリートボックスを置くにふさわしい空間づくりは不可欠であり説得力があります。山へ行くということはこれに似て、感動的な自然の庭探しという作業であり、春夏秋冬足を運ぶということからとても楽しいものです。ちなみに庭のテキストとしては小野健吉『日本庭園』(岩波新書2009)がサブタイトル空間の美の歴史とあるように偏りがなく読みやすくて気に入っています。」

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湖西の中央分水嶺トレイル整備で特に印象に残っているのは、登山対象として考えられていなかった乗鞍岳が想像以上に素晴らしい山であったことです。
ブナ林や山頂稜線のちょっとしたアルペン的雰囲気もさることながら、琵琶湖、湖西、湖北、若狭の大パノラマはこの山ならではのものだからです。
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久しぶりに茅葺民家集落として知られる在原から往復しましたが、好天のもとで思いのほか多い雪を相手にマウンテンスノーシューを堪能することができました。
在原ルートは愛発越や山中からよりも登りやすく上部では管理道路とからむことから気軽で、昔から多くの人をマウンテンスノーシューの世界へ誘ったものです。
今日は靴が埋まる重い湿雪でまさにラッセル状態で大変でしたが、頑張って昼過ぎに山頂手前の電波塔ピーク到着です。
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大パノラマを眺めながらの至福の昼食の後で山頂も往復することができ、随分ご無沙汰でしたがその魅力は色あせるどころか昔以上にいい印象を持てたことで自分ごとのように嬉しくなりました。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
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青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
1月13日(土)ロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺駅から新祝園駅まで☆京都駅9:00集合@同志社田辺キャンパス周辺の丘を歩きます。
1月14日(日)余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
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「乗鞍岳は琵琶湖の北側にあって、湖北の山は奥まって聳え湖岸にこの高さの山はないことから中央に竹生島を配した光る湖の広大な風景はこの山の独壇場かもしれません。そして湖をめぐる伊吹鈴鹿比良の名山が目白押しで圧巻です。さらに嬉しいのは淀川水源の山々や湖西の山といった中央分水嶺エリアや若狭湾側の野坂岳や岩籠山の雄姿も中央分水嶺を引き立ててくれているようです。乗鞍岳は湖西湖北の中央分水嶺のジャンクションピークということができます。」

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椿坂トンネルを抜けて、新年明けましておめでとうございます。
冬型の気圧配置が続くわりに雪が降らない正月三が日でしたが、トンネルを抜けると中河内は雪国でした。
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栃ノ木峠まで往復し雪の様子を見てから、青空の下で津谷山へスノーシューを付けて登ります。
スノーシューはどっさり雪が積もってこそのものです。
というものの好天は長続きせず、木枯らしが吹き始め雪が舞うなかをノンストップで山頂到着です。
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中河内周辺の分水嶺では特に自然林が多い津谷山、藪も埋もれていい感じですが山頂は寒いので追い立てられるように南のピーク600へ向かいます。
分水嶺はブナの木が頑張っていて標高以上の雰囲気で、スノーシューが快適です。
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登り返してこちらも平坦な森の山頂へ出ますがここもだめで、ゆっくりできたのは少し下ったところで正面に大黒山、振り返ると津谷山。
雪山は晴れがましくていいものです。
ということで昨秋に細道整備したとっておきのループコースはスノーシューでも素晴らしいものでした。
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▲余呉トレイルマップ2017
 
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
1月7日(日)青山ウォークスノーシュー在原から乗鞍岳☆和邇駅7:30集合@新年にふさわしい茅葺民家集落在原から大展望の山頂へ。在原側の斜面は緩やかでだれでも快適にスノーシューが楽しめます。
1月13日(土)ロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺駅から新祝園駅まで☆京都駅9:00集合@同志社田辺キャンパス周辺の丘を歩きます。
1月14日(日)余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
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「中央分水嶺栃ノ木峠に近い中河内は56豪雪で6メートルの積雪で長く孤立したムラであり、琵琶湖の近くに家を建てて住み始めた翌年のことでもあり、滋賀の自然のすごさを思い知らされたものです。それだけにムラの周囲の雪山を自在に歩かせてもらうようになったことは感慨深いものがあります。山ばかりかムラの中心には広峯神社があって、ケヤキやスギが見事な森を作り豪雪のムラのたくましい歴史を伝えていてすごい存在感。私にとってもここは特別な場所、めざせ雪の中河内なのです。」

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小雪が舞う天候は三本杉にふさわしいもので迷うことなく決行とし、大悲山峰定寺門前駐車場からスタート。
高さが日本一ということで秋以降話題となっていて、静かにたのしめるかなという心配は杞憂で薄っすら雪が積もった林道には足跡もなく、いつも通りひとり貸し切りで楽しむことができました。
雪景色のなかで三つの幹が見事に並び立つ姿は何度見ても神々しくていいものです。
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雪が少ないのでスノーシューを車に置いてきましたが、三本杉から冬ルートの小尾根を登るにつれ雪が増えてきて後悔するも、たまには長靴ツボ足ものんびりしていいものです。
若木の三本檜が立つ稜線に出てあわよくばチセロ山までと頑張りましたが、こもれびの森休憩舎までがやっとでした。
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この休憩舎は花背峠から雲取山方面を望む絶妙の場所に建てられていて、うきうきするような居心地のよさです。
ゆっくり昼食を取りながら雪雲が切れるのを待ちましたが駆け出しの頃からのおつきあいの雲取山山頂は姿を見せてくれず、あきらめて三本杉歩道へ。
チセロ山を見届けて下りますが、こもれびの森周辺はブナ混生林の森が立派で三本杉とはまた違った味わいでいいものです。
三本杉とこもれびの森の組み合わせで青山ルート成立です。
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▲北山分水嶺マップ2017

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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
1月7日(日)青山ウォークスノーシュー在原から乗鞍岳☆和邇駅7:30集合@新年にふさわしい茅葺民家集落在原から大展望の山頂へ。在原側の斜面は緩やかでだれでも快適にスノーシューが楽しめます。
1月8日(祝)青山トライアル信楽鶏鳴滝笹ヶ岳ループ☆☆信楽最高峰は伊賀への国道から手軽に登れますが鶏鳴滝からアプローチするとイメージ一新深山の面持ちでこの山にふさわしいものです。
1月13日(土)ロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺駅から新祝園駅まで☆京都駅9:00集合@同志社田辺キャンパス周辺の丘を歩きます。
1月14日(日)余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「ワダチのない雪の久多峠を越えて入り別所から路面が出る花背峠を越えて帰路へ。いつもながら感動的なジムニートレイルです。夜はタダ同然でゲットの『シェーン』のDVD、西部劇では珍しいヒューマンな名作ですが、主題歌が流れて映し出されるワイオミングロッキーの山並は三本杉同様何度見ても素晴らしいものです。」

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