青山舎から

ブルーマウンテンロッジ発、 琵琶湖水源の森から日本分水嶺への山・自然・旅レポート

2018年03月

DSC02610
好天続きでフル稼働、今日は鈴鹿日本コバです。
桜満開の恵比寿溜を経て峠へ車を走らせます。
DSC02597
DSC02598
永源寺の裏山であり山上の広い藤川谷源流の森がこの山の持ち味で、随分とあちらこちらから登らせてもらっていますが、今日はとどめの角川峠からひとりトライアルです。
鈴鹿ですからどんなところも歩く人がいるうえに尾根には山道や送電線巡視路があって気楽なもので、要は同じような風景が続く尾根を根気強く歩き通せるかどうかといういたって個人的なトライアルですが。
奥永源寺は全国に散らばる木地師の本貫という山に生きた人たちの歴史が残り、角井峠はその重要な出入り口にあたることから日本コバへはぜひここから歩いてみたいと思ったからです。
DSC02602
DSC02600
山上の森以外は植林地が多く送電線も越えていて、たまに寂しく残されたブナ林があるだけですが雄大な展望が折々開けて気持ちよく歩くことができました。
DSC02618
DSC02625
DSC02627
ロングコースであり展望の山東光寺山へ立ち寄ったりしていて日本コバは山頂手前の西峰どまりとなり、ここからすでに踏査済の北尾根を下ったのですがこの尾根がまた樹林が美しく絶景の大岩ありイワウチワも咲き始めていていいものでした。
九号橋から峠までのロードも納得です。
DSC02644
DSC02650
DSC02657
DSC02655
DSC02663
DSC02678


 
DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
4
月1日(日)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月7日(土)青山トライアル越前海岸馬借街道から矢良巣岳☆和邇駅7:30集合@ささやかなトライアルですが、不遇の一等三角点峰を河野浦から古道馬借街道梨ノ木峠から道なき尾根伝いにめざします。
4月8日(日)余呉トレイルクラブ余呉湖区間☆ウッディパル余呉9:15集合@中央分水嶺と淀川水源の名山新クールスタート、まずは手軽で楽しい余呉湖から行市山へ。

4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

DSC02550
余呉トレイルクラブ春例会は余呉湖区間から4月8日スタートということで、気になる場所の見まわりです。
といいながら向かった先は余呉湖新羅崎、冬に楽しんだ大平良山ダイレクト尾根が気になってルートの仕上げを行いました。
DSC02566
DSC02572
DSC02581
尾根を乗り移る場所を雰囲気のある二つの炭焼き窯跡とすることができ、さらに味わい深いものになりました。
低山ですがこの山にこだわるのは余呉の山の雰囲気が濃厚で、余呉湖区間をこの山に登り文室山・行市山に向かうとすれば、素晴らしいスタート区間になるからです。
DSC02577
DSC02576
DSC02585
賤ヶ岳と対照的に静かなこの山は自然林も残っていて、山上の一角に秘密の展望ポイントがあって七々頭ヶ岳の奥に上谷山、左千方、横山岳が圧巻、さらに文室山・行市山、大黒山・妙理山や竹生島も見えるという贅沢さで、まさにトレイル歩きの最初に立つ山にふさわしいものです。
くり返し歩くなかで大いなる自然の庭を回遊するかのような深い味わいのトレイル歩きですが、コースやそこに至るアプローチも進化してゆきますから楽しみはエンドレスです。
DSC02555
DSC02594
▲余呉トレイルマップ2017
 
DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
4
月1日(日)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月7日(土)青山トライアル越前海岸馬借街道から矢良巣岳☆和邇駅7:30集合@ささやかなトライアルですが、不遇の一等三角点峰を河野浦から古道馬借街道梨ノ木峠から道なき尾根伝いにめざします。
4月8日(日)余呉トレイルクラブ余呉湖区間☆ウッディパル余呉9:15集合@中央分水嶺と淀川水源の名山新クールスタート、まずは手軽で楽しい余呉湖から行市山へ。

4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

DSC02542
「エドヒガン竹生桜の花が開いてきました。余呉ではまだつぼみですが、湖西湖北桜回廊佳境となってきました。山が目的なのか道中が目的なのかわからなくなるくらいですが、毎年のことながら贅沢な話です。ロマンチックな湖西、メルヘンな湖北といった味わいの違いもあって花見の域を超えていて穏やかな風景にみえてそれぞれの木に気迫が感じられ背筋をのばして観桜です。少年少女文学館の岩崎京子『神かくしの山』といい、眠れる魂が揺さぶられます。舞台は守門岳、子供たちが山で道迷いをして4日間彷徨するのですが見事に抜け出るというような話で、クマガイくんという今は亡き山友が私にはいたのですがその彼が大好きだった山ということもあり、主人公の姿が彼の思い出と重なっていったものです。」

DSC02518
北山は隆起準平原の地形にあり、ということで大見、尾越、八丁平は特別地域。
標高600メートル前後と800メートルの侵食面は貴重な存在であり、その周囲の峰床山などの残丘とあわせてのワンデリングは飽きることがありません。
まさに自然が造った大いなる庭であり、それぞれに侵食と堆積がセットされた地形であり大型動物を育む生態系というものが維持される広さを持っていて、そこには歩荷で越えた鯖街道や大量の炭を運んだ道の歴史が刻まれていて、ジムニートレイルによって手軽に訪れることができるのは素晴らしいことです。
DSC02477DSC02480
DSC02492
DSC02503
DSC02505
昨日は尾越、源流部に炭焼き窯跡が残るクラ谷の何度目かの探索です。
平坦な大きな谷は植林地の間に二次林の森が見事に残され、百井の陸地谷同様その静けさが気に入っています。
源頭部は放射状に枝谷が分かれ、広い出合や源頭部に二次林の森ということで歩き方自由自在。
昨日はチセロ山への最適ルート確保ということで、奥の平から枝谷を進み最奥の炭焼き窯から左岸尾根へ出て、口の平からの尾根と合わさって北山分水嶺ピーク830へ出てチセロ山山頂に立ちました。
DSC02512

DSC02516
DSC02524
DSC02530DSC02534
チセロ山のケルンは、今年も4月1日から始まる北山分水嶺歩きのシンボル的存在で、だんだんと高くなってきて頼もしいかぎりです。
チセロ峠への分水嶺細道の倒木などのかたづけをしながら下りましたが、途中でタムシバの立派な木があって今年はもう開花、背後に尾越から皆子山の稜線も見えて絵のような風景が広がります。
イワウチワも蕾がふくらみまもなく開花のようで、寒波の後の早い春の訪れは驚くばかりですが、ひとり至福の山上の憩いをさせてもらったことはいうまでもありません。
チセロ峠の古道歩きといい、身に染みるような味わいです。
DSC02521



DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
4
月1日(日)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月7日(土)青山トライアル馬借街道から矢良巣岳☆和邇駅7:30集合@ささやかなトライアルですが、不遇の一等三角点峰を河野海岸から古道馬借街道梨ノ木峠から道なき尾根伝いにめざします。
4月8日(日)余呉トレイルクラブ余呉湖区間☆ウッディパル余呉9:15集合@中央分水嶺と淀川水源の名山新クールスタート、まずは手軽で楽しい余呉湖から行市山へ。

4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

DSC_0091
「ロッジガーデンでもワサビの花が早や開花です。針畑のクリモトおじいさんにもらった株と中河内の秘密の谷の株を鉢の中でなんとか頑張ってもらっていますが、楚々としていいものです。分水嶺歩きばかりしていると沢が恋しくなります。家のかたづけをしていて出版社時代のつきあいで買った少年少女文学館全24巻発見、さっそくジブリの影響か読んだことがなかった『風立ちぬ』を読破。堀辰雄の名作ですが、いやいや私の知らない世界を覗き見た思いにさせられました。また新たな楽しみがふえました。」

DSC02390
中央分水嶺越えの北陸道が誘います。
愛発越と栃ノ木峠から派生する山並を越えるふたつの峠越えからなり、ルートが時代と共に次々と変わってゆきます。
特に嶺北嶺南を分ける山並は高くはないものの隆起準平原地形特有の複雑さから越えるのが簡単ではなく、海の道も加わって敦賀から武生の間は特に百花繚乱の感があります。
一見遠い場所のようですが、琵琶湖西岸断層群や柳ヶ瀬断層群の延長が越前海岸の甲楽城断層であり、湖西から余呉最北中河内へ行くのと大差ない近さです。
これまで中央分水嶺トレイルをのばしながらそれぞれのルートを追い、山中越、木の芽越に続いてまぼろしの北陸道と歩を進めてきました。
DSC02457
DSC02395
DSC02399
DSC02410
DSC02415
そしていよいよ河野海岸から武生への馬借街道です。
河野今泉では川沿いの馬借街道と矢良巣岳への林道が分かれますが、まずは一等三角点峰へ向かいます。
山頂まで林道が上がる不遇の山ですから、山裾の梅林脇へ車を停めてこの山にふさわしい自然林尾根を登ります。
使われていない山道があって林道を横切り西峰へ立ち、稜線伝いにくたびれた園地の山頂へ。
DSC02417
DSC02423
DSC02436
DSC02444
DSC02447DSC02455
下りは林道の通る尾根ですがこちらも自然林が見事なので忠実に伝って梅林で林道へ降り立ちます。
まずまずのループコースを喜んだ後は、今泉から馬借街道入口探索です。
番所跡から今泉川ぞいの道を進み、地形図の車道終点から先は山道となって谷をつめて湯谷地区へ出るようですが、冬の雪で倒木が道をふさいでいる場所で引き返し、この先は次回のお楽しみに。
ふくい里山トレイルなるもののルートとなっていて心配しましたが静かなままでひと安心、味わいのある道を峠へ出て稜線伝いに矢良巣岳へ向かうのが面白そうです。
DSC02463
DSC02467
DSC02472
 
DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
4
月1日(日)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月7日(土)青山トライアル馬借街道から矢良巣岳☆和邇駅7:30集合@ささやかなトライアルですが、不遇の一等三角点峰を河野海岸から古道馬借街道梨ノ木峠から道なき尾根伝いにめざします。
4月8日(日)余呉トレイルクラブ余呉湖区間☆ウッディパル余呉9:15集合@中央分水嶺と淀川水源の名山新クールスタート、まずは手軽で楽しい余呉湖から行市山へ。

4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

DSC02391
「河野海岸のしおかぜラインは無料となってから特に気持ちがいいものです。そして海岸に迫る山の傾斜は圧巻、500メートルたらずの山並ながら登りがい歩きがい下りがいがあります。ここ河野浦は北前船主の館で知られていますが、府中と呼ばれていた武生からの馬借街道の看板も立っています。まぼろしの北陸道は敦賀湾の塩を運んだ道、こちらは大量の米や特産品が運ばれた道。山中峠鹿蒜道、木の芽峠古道、北国街道栃ノ木峠とそれぞれ時代、役割はいろいろです。どの道も今訪れるといっぱしの山歩きというのが興味深いところです。低山ながら森は深く日本海や白山の展望付きで、まさに山・自然・旅のエリアです。歩けなくなったら早めに山を下りて、ここで磯釣りをして大好きな魚をゲットしたいとひそかに考えているくらいです。」

DSC02377
お馴染みの人達と好天の下でいいヒルウォーキングを楽しむことができました。
紫香楽宮跡から表参道を登り山上の飯道神社や飯道寺跡をめぐり元権現と思われる鈴かな青山ピークへ、至ってみなさん快調です。
DSC02348
DSC02359
DSC02365
早めの昼食をのんびりと楽しんだ後は山頂へ。
ちょうど先客グループと入れ替わりで思いがけなく貸し切りとなりラッキーです。
琵琶湖方面と鈴鹿の展望を眺めた後は北隣の白草山をめざします。
DSC02372
DSC02367
DSC02370
阿星山への縦走路は細道で岩で変化もあり何度歩いても気持ちがいいものです。
林道跡の峠から登り返しも展望を楽しみながらで軽いものです。
アセボ峠では車へ戻るのが遠いのでゴルフ場めがけて道なき西尾根へ。
DSC02375
DSC02379
DSC02376
DSC02382
放置された植林地を抜けるうちにちょっと迷走しましたがみなさん余裕で下り、岩尾根をゴルフ場脇の林道へソフトランディング。
お疲れさまでした。
DSC02389

 
DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
4
月1日(土)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 

DSC02347
「大津皇子ヶ丘の早咲きの桜満開です。今年は寒波の後で温かい日が続き各地から観測史上最も早い開花のたよりが届いていて、ちょっと影が薄いのですが。ともあれ湖西では3月上旬に開花のこの木から4月中下旬の海津大崎まで、日々湖西線各駅停車状態で北上して様々な桜が楽しめる貴重なエリアです。特に自生するエドヒガンや棚田の一本桜が貴重で、山と同様貸し切りで楽しむことができ気に入っています。」

DSC02324
天気も回復し、森と岩でお気に入りの滝山を鵜川林道からダイレクトで登ってみました。
気に入った山はいろんな登り方をすると、印象も変わっていいものです。
鳥越峰へのコラガ谷登山口から鵜川へ下り小尾根を登り返して鵜川北小松境界尾根ピーク600へ出て、鵜川左股源頭から滝山へ。
DSC02298
DSC02306
DSC02307
DSC02314
以前山頂ダイレクトで登っているのでこれを下りにして、東側の大岩へ出るルートで登りました。
拡大造林の不良林が残念ですが直下で二次林となり、大岩が次々と現れ登りがいがあります。
こうしたルートで登ると、リトル比良縦走路から立つ山頂と気分がちがいます。
DSC02317
DSC02321
DSC02324
DSC02325
DSC02326
DSC02328
高さはないものの奥が深く、北湖南湖も望めて鵜川源流部は歩きがいがあります。
境界尾根からの下りは林道ヘアピンへ自然林の急な小尾根を下りましたが、降り立ったところに滝もあって盛りだくさんです。
DSC02315DSC02308
この流域には滝山、岩阿沙利山、八王寺、鳥越山、天狗岩などがあって、随分あちらこちらと歩かせてもらいましたが、飽きるどころかいろんな発見があって楽しい山域です。
DSC02346

DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月24日(土)青山ウォーク
紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4
月1日(土)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC02345
「鵜川棚田へ戻った時の気分はいつも格別で、運よく湖西線を電車が通ろうものなら今日はまだまだいいことがあるような気がしてきます。対岸は米原、山は霊仙で、琵琶湖が最も広い場所で雄大な景色です。遠くへの旅からの帰途琵琶湖を見て湖畔に住む多くの人は感動するという話を聞きますが、旅先の感動が薄まるという旅そのものが成立しにくい状況を作る魔力をこの湖は持っているようです。ともあれ湖畔に帰ってきましたという気分はいいものです。」

DSC02243
旧花背峠から西の芹生峠への尾根は鴨川と桂川の分水嶺で、自然林が残って地形も複雑で楽しい区間です。
今年の北山分水嶺歩きで歩いてもらうことにしていて、久しぶりに歩いてみました。
スタートは芹生峠貴船側の地蔵堂です。
この峠道は京福貴船口駅からRUWV雲取山二ノ谷山小屋への道でありかの昔はよく歩いたもので、この地蔵堂まで来ると山モードになりよくいっぷくしたものです。
建て替えられているのもすごいことで、今日はここからひとまわりです。
DSC02248
DSC02254
DSC02253
DSC02261
左岸尾根に取り付いて分水嶺へ出て分水嶺を歩き芹生峠を横切りピーク790まで歩を進め、魚谷山往復と思いきや時雨がひどくなって断念し、760ピークから尾根を地蔵堂へ下りました。
自然林ばかりか京都市街や分水嶺の景色が素晴らしく、直角曲がりの多い迷路のような分水嶺歩きができいいものでした。
DSC02266
DSC02270
DSC02269DSC02274
DSC02279
DSC02283
芹生峠を登り返すと貴船滝谷峠から魚谷山への道となりテープだらけとなり、これを見るとモチベーションが下がり時雨のせいにしてしまいます。
登り下りは植林地が多い場所でありながら、シカが走りまわる二次林尾根で快適そのものでい地蔵堂ループは素晴らしいものでした。
DSC02286
DSC02290

DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月24日(土)青山ウォーク
紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4
月1日(土)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC02289
「RUWVは先輩が率先して荷物を持ち、雲取山二ノ谷小舎も独力で建てたという当時では珍しい立派なワンゲルであり、地理学科ワンゲル専攻ということで楽しい日々を送らせてもらったものです。ただこの山小舎ではひとりで入る、夜に入る、さらに雪道のひとり、雪の夜道をひとりというように入り方で座る席が決まるというような厳しい不文律があり、私もそれではと切磋琢磨してすべてクリアーして上座であぐらをかいたものです。その時にこのお堂はなぜか通り過ぎることをせず、必ず腰を下ろしていっぷくして行ったものです。そして芹生の里をすぎ三の谷出合で車道は終わりで、鬱蒼とした森のなか何度も飛び石を渡る二ノ谷の谷道を登ってゴールという素晴らしさです。着いてみたらだれも来ていないということも。いやはやいい思い出です。」

「今週末は土曜青山ウォーク紫香楽宮飯道山、日曜余呉トレイルクラブ例会下谷山スノーシュー。好天予報で楽しみです。催行となるよう多くのご参加を!」

DSC02225
友に会いに木幡畑山田へ行くのですが、約束の時間前に着いたので時折小雨の天気ですがちょっと歩かせてもらうことにしましょう。
醍醐山や南にのびる尾根は昔からのウォーキングエリア、かの方丈記の鴨長明ゆかりの地ということもあって歩きがいがあります。
DSC02210
DSC02212
DSC02213
洪水峠からと思っていましたが車を停める場所が見つからなくて、炭山への車道峠からスタート。
勇ましい名の天下峰を越えて洪水峠へ出て、立派なケルンが立つ日野山へ出てめざすはパノラマ岩です。
京都の誇る自然人の先駆け鴨長明が都を眺めた岩のひとつと勝手に想像すれば、雨雲でどんよりとしていますがこの洛南の眺望はことのほか素晴らしいものです。
さらに喜ばしいのは尾根の二次林が変わりなく残されていて東山のように手も入らず木も育ち鬱蒼とした森に進化していっていることで、街の裏山では貴重です。
DSC02217
DSC02231
DSC02230DSC02223
DSC02221
木立越しに見え隠れする醍醐本宮ノ峰の先には笠置から湖南へ山並がつながっていて、ここもまた心ときめく志賀山越のひとつであることが実感できます。
DSC02241


DSC02242
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月24日(土)青山ウォーク
紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4
月1日(土)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC02041
「いよいよ春分、首都圏は例によってこの時期は非情にも雪です。沢山人が住んでいるので無理もないのですが新聞もテレビも関東の話題が多くなり、あたかもこの国のスタンダードといわんばかり。日本列島の特別地域には違いありませんから、まあ大変と同情の嵐です。ネットでいいことが書いてありました。むかしは売りものは山から、いまは海辺から来るということで見事に山間部の過疎を分析する記事です。グローバル経済となって山にはもう金になるものはないのです。その一方でもし売りものができると過疎ですから分け前が、ひとりあたり海辺のまちの何倍にもなるといいます。いい話です。山登りも似た状況となっていて、まったく同感です。首都圏ではできないひとり占めの山歩きを、胸をワクワクさせながら続けているのです。」

DSC02195
北山分水嶺スノーシューのとどめは八丁平、今年は雪解けが早くフノ坂の谷やクラガリ谷の北斜面にわずかに残るだけでしたが、湿原と森の散策とあわせて決行です。
二ノ谷管理棟への車道も通行可能となって、オグロ谷冬ルートを変更し二ノ谷からヘリポート・716ピーク経由で八丁平入りです。
DSC02170
DSC02175
DSC02176
DSC02180
沢筋をスノーシューで下り、湿原周遊路を反時計回りに進み、中村乗越展望ポイント、トチノキ大木へ立ち寄りながらクラガリ谷出合へ出て、雪のある沢筋をスノーシューで登りピーク927・展望ベンチへ出て俵坂歩道を下りました。
DSC01988
DSC02189DSC02193DSC02204
俵坂歩道上部でとどめのスノーシュー駆け下りという目論見ははずれてしまいましたが、早春の八丁平ワンデリングはなかなかいいもので納得のスノーシュー担ぎの一日となりました。
スノーシューツアーは来週日曜の余呉トレイルクラブ下谷山が今シーズンラスト、こちらはまだまだ残雪たっぷりで楽しみです。

 DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月24日(土)青山ウォーク
紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4
月1日(土)
北山分水嶺クラブ交流の森区間☆地下鉄国際会館8:00集合@北山分水嶺歩き新クールスタートは猿橋峠からチセロ山・こもれびの森への山村都市交流の森区間。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
4月21日(日)青山つばさ鹿ヶ瀬から釈迦ヤケオ☆和邇駅8:00集合@2018新クールスタートはとっておきの鹿ヶ瀬ルートで釈迦ヶ岳ヤケオ山をひとまわり。吊尾根からの琵琶湖絶景はここならではのもの。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC02111
「スノーシューの日々の間にひとり将軍塚ウォーク、登り返しは清水の雑踏藪の通り抜け困難でやはり静かな円山公園から。金曜でときおり時雨のなかでも祇園新橋や八坂塔も昔と違って清水状態となっていて困ったものです。この街のすごさは絶妙の間合いの取り方にあって、かの昔上京して一日目からその見事さに感心したものです。知恩院鐘楼をすぎて東山の森に入るとだれもいなくなり、藪京都から自然京都に戻ることができてほっとひと息です。訪れている顔ぶれを見ると日本の古都からアジア・世界の古都といった感がありますが、藪は避けて森ばかりか人もまちも天然更新する自然京都を楽しんでもらいたいものです。」

DSC02146
青山つばさは白倉岳の予定でしたが、雪を求めて余呉の大黒山まで足をのばし好天の下でのスノーシューマウンテンです。
今年は特に椿坂峠以北と以南の差は歴然で、先日のショガ谷の頭に続き中河内エリアの存在感は大きいものがあります。
さらに昨日からの冷え込みや木枯らしで山上のブナ林は霧氷に覆われて感動的でした。
DSC02119
DSC02135
DSC02121
DSC02139
トンネル出口から尾根に取り付き北峰へ出て山頂へ立ちましたが、コルからの上谷山から左千方三国岳の中央分水嶺の白い山並は圧巻で、参加した人はラッキーです。
山頂周辺のブナ林を下りの練習がてらひとまわりし往路を下りました。
DSC02152
DSC02154
DSC02158
DSC02160

固く締まった残雪スノーシューは少々手ごわいものでしたが、ステップアップすればこれもまた楽しいものです。
頑張った後は余呉湖立ち寄り、クールダウンにふさわしい場所です。

DSC02166
DSC02167


 
DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
3月24日(土)青山ウォーク紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC02096
「将軍塚ウォークは下って登り返すお気に入りの楽しみ方のひとつです。今回は粟田口へ下ります。森林管理署や青蓮院、都ホテルが森をいじって自然なたたずまいがなくなって悲しいかぎりです。下ったところでなぜか伐採地が現れ、今までにない絶景スポット出現です。岡崎の家並と黒谷や吉田山から比叡山、北山の山並が見事です。粟田口から白川へ出て祇園新橋へ下ります。シンプルな行者橋は流れにマッチしていいものです。だれも詳しくは知らないこの川の源流域は青山ウォーキングエリア、大文字山から山中山の寂しい山から流れ出てまちなかへ入ると京情緒あふれる川として愛でられています。ものごと表と裏がありますから、深く知ろうとすれば野暮ということに。」
DSC02103


DSC02022
トンネルを抜けると中河内はまだまだどっさりと雪が残っていて驚かされます。
ここは私にとっても特別地域、足繁く通うなかで山も大黒山や音波山・下谷山、庄野嶺ばかりではなく、津谷山やピーク718網谷山の中央分水嶺の自然林ピークや三ルートの塩買い道、さらに今回のショガ谷の頭(尾)と顔ぶれがそろってきました。
DSC02030
DSC02037
ベルク南側のピークであり中河内の森の堂々たる体格の主との出会いも思い出深いものですが、ショガ谷の右岸尾根を登ってベルクピークへ出て稜線を南下しショガ谷の頭へ立ち、左岸尾根を下りました。国道から見るほれぼれするような自然林尾根は登り下りともスノーシューは快適そのもの、稜線歩きや山上からの大パノラマもど真ん中ピークならではのもので圧巻でした。
DSC02051DSC02055
DSC02059
特にブナ林に覆いつくされた下谷山は音波山から大音波を従えて、いつ見ても山の概念を変えるほどの雄大さであり、かわいい山頂も姿を見せていていいアングルです。
DSC02042DSC02064
DSC02043
来週日曜の余呉トレイルクラブ例会下谷山スノーシューが楽しみです。
DSC02075
DSC02092

 
DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
3月24日(土)青山ウォーク紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC02027
「中河内は全国的にみても雪の多さはトップレベル。南の柳ヶ瀬にアメダスポイントがあって中河内は経験的にいつもここの積雪の倍以上、例年3,4メートルで56豪雪では6メートルの積雪を記録しています。
山村の真ん中にある広峰神社のケヤキと杉の森は立派なもので、豪雪の村にふさわしいものです。
周囲の山をスノーシューで歩かせてもらっていますが、いつもどっさり雪で村の人の雪かきの苦労をよそに幸せな気分になるのです。」

DSC01988
この時期になると尾越への車道が開いて八丁平へ手軽に行けるようになります。
好天続きで連日の山歩きです。
雪融けが進み緑の春間近の高層湿原や森は何もなくすっきりとして、これもまたいいものです。
今回も湿原を俯瞰でき周囲の山も見ることができるピーク916越えのルートで入ります。
DSC01923
DSC01924
DSC01927
雪はフノ坂の谷やクラガリ谷の右岸側の北斜面にまとまって残っているものの、湿原のまわりはほとんど地面がでています。
いつものようにクラガリ谷出合のクリの木の脇のベンチで昼休みです。
DSC01938
DSC01941
DSC01944
DSC01949

トチノキからオグロ坂へ北面の雪の残り具合を見に行きますが、例年は遅くまで残るのですがすっかり消えていてびっくりです。
今年は積もり方が少なく、さらにこのところの土砂降りの雨によって融けてしまったようで、北の三国岳から光砥山の山並もいほとんど雪は残っていません。
DSC01963
DSC01967
DSC01972
日曜の分水嶺クラブ八丁平例会はフノ坂の谷やクラガリ谷中心の残雪スノーシューということに。
帰路は湿原東側の尾根歩き、ピーク930から中村乗越を経て914へ進み八丁平の水が流れ出る江賀谷左股へ出て、ガレが今も広がり続けるフジ谷峠から尾根伝いに下って二ノ谷管理棟へ。
DSC01979
DSC01991
DSC02000
DSC02005
DSC02014
雪の様子見と思って軽い気持ちで来たのですが雲ひとつない好天のもとでの貸し切りとあって、大いなる自然のニワの極め付けの回遊路をまたまた歩いてしまいました。
DSC02021


DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
3月24日(土)青山ウォーク紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC_0088
「北浜のカモはこの陽気に少し落ち着かない様子で、冷たい北へ帰る相談をしているのかもしれません。暖かくなってやれやれと思っている私たちとうらはらに、自然の営みは多彩です。ともあれイエノニワにイスを出して一杯やるというのは、山のひとり絶景ポイントを見つけ出して憩うのと共通しますが素晴らしいかぎり。ガンより怖い人類最大の難病という孤立病の話を聞いて、他人ごとではないなと思いながらもひとりでやれることはすべてやっての孤立はストレスもたまらずクリエイティブでいいような気もしてきます。カモは群れていますが手ごわい敵から身を守るためであって、よく見ていると私のような最大限はみ出そうと頑張っているのもいてホッとします。」

DSC01845
太神山トライアルに続き硫黄谷橋から猪背山です。
数年前に志賀山越トレイルということで比良から比叡音羽太神を経てこの山まで踏査済ですが、山頂から国道への山道がいまひとつもの足りなかったので今日のルートに期待したいと思います。
加河川は太神山と猪背山の間を流れていて、本流の信楽川沿いよりもこの流域が富川の森の核心部です。
DSC01844
まずは本流に懸かる国道脇に車を停め富川滝を見てモチベーションを上げます。
道路脇はゴミだらけですが、本流をのぞき込むといつもながら豪快な岩場に懸かる感動的な二段の滝です。
加河川へ入るとジャンクションピークも見え硫黄谷橋からの尾根は岩がちですが一気に登り、尾根頭へ出ると植林地となり足早にジャンクションピークを越え山頂へ向かいます。
国道からのルートと合流するとひと登りで山頂到着です。
DSC01850
DSC01860
期待したほど感動的なルートでもなく展望もなくすぐにジャンクションまで引き返し、南へ下って茶畑コルへ。
ここに来てやっと展望が開けて、よく手入れされた天空の茶畑といった素晴らしさでここで遅い昼食です。
DSC01875
DSC01880
DSC01878

登り返して送電線鉄塔へ出て登った猪背山とご対面、南側の鷲峰山の迫力に比べ控え目に見えます。
この山系最高峰のコウモリヶ岳への分岐ピークを過ぎ、いくつかの峰を越えた後で加河峠への分岐ピークで峠に続く細道を見送り、硫黄谷橋へ長い尾根を下りました。
DSC01884
DSC01892
DSC01901
登りのコース以外は勝手を知るコースであり、高い山並ではないこともあって短時間によく歩けるもので気持ちいいものです。
DSC01906


DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
3月24日(土)青山ウォーク紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC_0086
「私の住む造成地の裏の小さな川の脇には20メートルほどの崖があります。教科書にも出るような喜撰川の崖です。サイクルトレーニングがてら久しぶりに行きましたが、この崖を見るといつも元気が出ます。琵琶湖の底だったものが比良山が隆起する時に一緒に持ち上げられたものといわれています。ブルーマウンテンロッジは多くの層からなるこの粘土層の上に立っていて、これを見ればジタバタしても始まらないなと納得です。まさにトレイル歩きがつないで歩くことに醍醐味があるように、積み重なる地層はそれぞれの時代の栄華盛衰のかけらを積み重ねていて見事に長い時代をつないでいるようです。それがここでは湖底にとどまらず陸地となって崖となって多くの人に見せつけているのです。見事な存在感です。」

DSC01808
DSC01811
DSC01812
寒波で休みが続き京田辺で足踏みをしていたロハスウォーキングは再開、今日好天の下で近鉄新田辺駅からけいはんな記念公園まで頑張っていただき見事目的地その一のけいはんな記念公園へ。
田辺公園から同志社大学前を快調な足取りで通り抜けた後の、下狛へ竹藪を突き抜け精華の山の辺の道というべきのどかないなか道は快適でした。
DSC01818DSC01822
DSC01827
DSC01830DSC01838
DSC01834
そして精華台の立派な住宅地を抜けると立派なけいはんな記念公園、驚くほどの人出でにぎわっているのに驚きましたが梅が咲いていていい感じです。
国立国会図書館関西分館のあるけいはんなニュータウンはまだまだ途上ですが、立地のよさから三都市の副都心としてこれからの街のあるべき姿を示してもらいたいものです。
ここまで来ましたので次回は変わらぬいなかを抜けて静かな森の中の三国境をめざしたいと思います。
つないで歩く中央分水嶺の合間に、つないで歩くウォーキングもまたいいものです。
DSC01832
DSC01840

DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
3月24日(土)青山ウォーク紫香楽宮・飯道山☆大津駅8:00集合@いよいよ青山一押しのヒルウオーキングエリア、紫香楽宮から飯道山ひとわまり。森と岩と歴史が楽しいコースですので多くのご参加を。
3月25日(日)余呉トレイルクラブ下谷山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@早春のブナ林回廊は何度訪れても感動的です。
4月14日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道京都大阪奈良の三国境へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@けいはんな記念公園まで行くことができましたのでいよいよめざすは三国境、素晴らしいヒルウォーキングが楽しめますので多くのご参加を。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC_0085
「久しぶりに朝の北浜へ。朝の湖畔はやっぱりいいものだと水辺へ行こうとするとオットット、朝の水辺はカモが餌を求めて大挙上陸中で彼らの領域、急いで道へ戻ります。こんな姿でよく飛べるものだと感心しますが、その湖の友もまもなく連隊を組んで北へ帰ってゆくと思うとちょっと寂しくなります。『山の自然学入門』(小泉武栄・清水長正編、古近書院1992)は愛読書のひとつですが、自然学という看板を立てて地形地質植生まで頑張りながら生きものの生態にほとんどふれられていないのがこれまたちょっと寂しいのですが、ともかくも昔と変わりなく生きものの面々がいてこその自然であることを忘れないようにしたいものです。この本の続編が岩波新書1998『山の自然学』、行方不明でしたが片づけをしていて出てきたのは嬉しいことでした。ニワのクリスマスローズも花が開き、もう春です。」
DSC_0084

DSC01799
比叡山系で山としてひとり頑張っているのが水井山かもしれません。
北や南から山並を望んだ時北端に見事な三角峰が目につき、登ってみると自然林が山頂の北や南の大原側に広く残されていてこの山系では貴重です。
仰木峠横川の縦走路は京都一周トレイルとなっていますが、稜線は植林地との境でその広がりが実感できず印象に残りにくいものです。
その水井山にふさわしい登路はないものかと思うことしきりで、今日やっと仰木峠下のきれいになった滝壺神社から探索です。
DSC01798
DSC01756
天気の回復を待っていて遅いスタートとなりましたが、峠下からまず車道の右岸尾根を登ります。
掘れた山道跡もあって植林地ながら登りがいがあって峠南側稜線に出て、続いて北峰からは縦走路に代わる自然林のトラバースルートですがこれもけものみちがあって自然林や大原のながめを楽しみながら山頂直下鞍部へ。
DSC01761
DSC01772
DSC01775
DSC01776
山頂からは大原側への地形図小道をひと下りして自然林トラバースで南鞍部との中間点へ出ることができました。
そして山頂ダイレクト尾根を仰木側へ下りましたが作業道へ出てしまい、北峰からの尾根に変更して横川仰木峠の東海自然歩道の沢横断する場所へ下りましたが、途中に伐採地があり横川の山並が見事に望めていい尾根でした。
DSC01789
DSC01788DSC01792

過去に山頂や横高山から大原側に下っていますが、それに劣らずいい登り下りのルートであり自然歩道を横切り歩いた脱ヶ尾谷の荒れた林道もゲートが入口にあって静かでいいものでした。
帰路仰木の棚田一本桜からのこの山がいつもより立派に見えたものです。
DSC01800

DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月10日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺から新祝園へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@寒さに負けずヒルウォーキング、けいはんな記念公園まで。寒波に負けず多くのご参加を。
DSC01648

3月11日(日)
余呉トレイルクラブ横山岳スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉は残雪が多く、西尾根から登り北尾根に下るスルーが楽しみです。
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688


「今週末は好天予報!10日(土)ロハスウォーキング、11日(日)余呉トレイル横山岳スノーシューが楽しみです。多くのご参加を。」
DSC01724
北山は雪が消えてきましたが、八丁平への尾越から二ノ谷管理棟に至る車道は大見で今も通行止です。
雪の上にワダチがあって入っている車があるようですが、車を村はずれに置き前坂峠への谷の右岸尾根を歩いてみます。
大見の周辺は植林地が少なく二次林の静かな森が続いていていいものですが、この尾根も傾斜が緩く快適に歩くことができました。
そして前坂峠からの尾根と合流し、ひと登りで北山分水嶺ピーク800です。
DSC01714DSC01719
DSC01718
コナラやクリの森のピークは北山にふさわしい長閑なものでお気に入りの場所のひとつです。
分水嶺歩きを始める時に真っ先に訪れたところで、南北にのびる分水嶺と山村都市交流の森センターから皆子山への東西のルートと交差する十字路にあたる重要な場所です。
前坂峠の車道が通れない時の大見からの尾根ルートが新たにオープンということになります。
DSC01731
DSC01733
大見尾根ピーク877ごしに雲取山も顔をのぞかせ、めざすピーク800も望めていい尾根です。
分水嶺を南下して猿橋峠へ出て、早春の日差しを受けて流れや水たまりがきらきら輝く大見湿原を見下ろしながら昼の至福のひと時をすごさせてもらいます。
腹もふくれた後は小野谷峠からの道へ出て、その周囲の湿原や森をのんびりワンデリング。
北山の隆起準平原地形は八丁平の800メートル、尾越や百井、別所などと共にこの大見の600メートル前後に浸食面が残されていて見事なものです。
DSC01738
DSC01741
DSC01745
大見の往時では小盆地のかなりの部分は田畑となっていたでしょうが、今はほとんどが自然に還り湿原となり、周囲のコナラの森とあわさって素晴らしい風景を作っています。
湿原の周囲をめぐり深い森の谷や尾根を歩くのはここならではのもので、雪が融けたばかりで春の草花はまだこれからですが、何もない状態というのもまたいいものです。
DSC01751

DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月10日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺から新祝園へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@寒さに負けずヒルウォーキング、けいはんな記念公園まで。寒波に負けず多くのご参加を。
DSC01648

3月11日(日)
余呉トレイルクラブ横山岳スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉は残雪が多く、西尾根から登り北尾根に下るスルーが楽しみです。
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC_0082
「やっと庭にフキノトウが。隣のデザイナーさん宅の魚沼産に大きく後れをとってしまいました。こちらは彼女の郷里都城から移植したもので、何年たっても南国育ちのようです。今年は数も少なく肥料不足のようで反省しきりです。ともあれリュウキンカ、クリスマスローズに続き春の使者が勢ぞろいです。土の中から顔を出す姿はたくましいものです。湖西には「左、孝の道 右、忠の道」という石標があります。安曇川をはさんだ大地からたくましい聖人たちが出ているのを思い出します。陽明学者、尊王思想家という高みの存在ですが、のどかな土地柄にあって貴重です。北尾鐐之助『近畿景観第六篇近江山城』にもふれられていますが、近江を語る多くの本でもしっかり歩いて書かれていて気に入っています。」

DSC01683
こよみは雨水から啓蟄へ、予想外の好天にも恵まれ気温がぐんぐん上がってゆきます。
北山分水嶺スノーシューは大杉の森から峰床山へのハイライトコースですが、この間の陽気や雨で雪はほとんど融けてしまいスノーシューの出番が少なかったのはちょっと寂しいものがありました。
DSC01658
DSC01665
DSC01674
それでもこの尾根の大杉群は何度見ても感動的です。
林道上からの大杉の森ごしの花背富士や山頂からの北山南部、展望ベンチからの皆子山をはじめとする北山の大展望もこの山ならではのもの。
DSC01680
DSC01689
DSC01698
例年往復で楽しむコースですが足並みもそろって俵坂歩道まわりで下ることができたのは幸いでした。
DSC01692
DSC01709
▲北山分水嶺マップ2017

DSC01650
 山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月10日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺から新祝園へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@寒さに負けずヒルウォーキング、けいはんな記念公園まで。寒波に負けず多くのご参加を。
DSC01648

3月11日(日)
余呉トレイルクラブ横山岳スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉は残雪が多く、西尾根から登り北尾根に下るスルーが楽しみです。
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC01601
「3月の白山は純白で、高さ以上に抜きんでた存在感があって圧巻、どこかこの世のものとは思えないような美しさです。京都北山から登山を始めたものにとって、ここからはるかに望むことができる唯一の高山であり何年たっても大いなる存在です。湖西、湖北と大いなる自然の庭が広がってきて、今一番のお気に入りの遥拝ポイントがこの写真を撮った中央分水嶺栃ノ木峠西側の鉢伏山なのです。ホノケ山日野山、加越国境、越美国境の山々の奥に、白山はくっきりと姿を見せています。向かい合っているだけでグングンと元気が充電されてゆくような迫力です。」

DSC01602
この山は中央分水嶺栃ノ木峠から派生する尾根にあり、福井県の嶺北嶺南を分ける峰です。
今庄365スキー場で冬は騒々しいものの樹林の尾根が四方へのびていろんなルートが取れ、よく訪れる山のひとつです。
白山が絶妙の角度で望むことができ、中央分水嶺下谷山を中心にした余呉北部の山並や眼下の敦賀湾日本海もいいもので、いつも登るのが楽しみです。
DSC01585
DSC01587
DSC01595
DSC01600
DSC01607
昨日は素晴らしい天気でしたので新保木の芽峠登山口から右岸尾根を登り、山上でそれらをしっかり見ることができ、その後は大岩山経由で木の芽峠登山口へ。
雄大な景色に加えて、雪がどっさりあって、スノーシューでのループがことのほか快適でいうことなしです。
DSC01598
DSC01649
帰路は柳ヶ瀬トンネル経由で余呉立ち寄り、来週日曜の余呉トレイル横山岳の雪の様子をチェック。
こちらもしっかり雪があって楽しみです。
DSC01647


DSC01260
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月10日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺から新祝園へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@寒さに負けずヒルウォーキング、けいはんな記念公園まで。寒波に負けず多くのご参加を。
3月11日(日)余呉トレイルクラブ横山岳スノーシュー☆☆☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉は残雪が多く、西尾根から登り北尾根に下るスルーが楽しみです。
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
3月18日(土)北山分水嶺クラブ八丁平スノーシュー☆☆地下鉄国際会館8:00集合@久多オグロ坂から八丁平へ。早春の湿原や森は興味津々です。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC01591
「鉢伏山ダイレクト尾根のこの切り株は貴重な憩い場。北山湖西湖北の夢の中央分水嶺トレイルのゴール下谷山を望む素晴らしい場所です。コーヒーカップを置く場所まであり、伐った人のセンスが感じられます。樹林の山のひとり歩きの時の楽しみのひとつは、こうした腰かけて絶景が楽しめる場所探しであり、早くても遅くても見つかればコーヒーを入れて腹ごしらえです。飲み食いしながらの絶景は、さながら大いなる自然の庭に見えてきて至福のひと時となります。」

DSC01548
比叡平からのこの山域は青山ウォーキングエリアです。
大文字山山頂からの京都市街大展望も霞んでしまうほど、一般コースはさけて山中を歩きまわると新しい発見があります。
DSC01522
DSC01525
DSC01533
DSC01534
今日は池の地蔵の裏から如意ヶ岳へ登り、山科側へ下り如意寺跡の中心といわれている場所から自然林を伝って大文字山へ。
山頂は幸いだれもいず至福のランチと思いましたが、風があって寒いので道なき自然林を進み、比叡山を正面に望む場所へ移動です。
DSC01549
DSC01550DSC01555
DSC01557
 食べていると同世代の風流な人がひとり、気配を感じさせず通り過ぎ驚かされましたが、流石京都近辺ではいろいろあるものだと納得しながらいいひと時をすごすことができました。
話してみるとその人は私と一緒で山頂から白川源流への道に興味津々で、さまよって引き返してきたというので、ことこまかく教えてあげて次回チャレンジとエールを送って別れました。
DSC01560
DSC01564
さらにけものみちを追って楽しく歩いていると立派な道に出合い、地形図に小道表示されている池の地蔵から大文字山への古道であることが看板からわかります。
味わいのあるいい巻き道で、途中から林道になりますが、尾根の一般コースとあわせて周遊できることになり喜んだものの、この道を知らなかったは私だけかも。
何度となく歩いているようでいろいろあって、如意ヶ岳大文字山はおもしろいものです。
DSC01572



DSC01260
山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
2月24日(土)北山分水嶺クラブ雲取山スノーシュー☆☆地下鉄国際会館駅8:00集合@滝谷口から登り広い山上をひとまわりし寺山峠から別所へ。
2月25日(日)余呉トレイルクラブ椿井嶺沓掛山から玄蕃尾城跡へ☆☆ウッディパル余呉9:15集合@椿坂峠下から沓掛山へダイレクトに登り玄蕃尾城跡へスノーシューウォークです。
3月10日(土)よみうりロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺から新祝園へ☆京都駅ぱるる前9:00集合@寒さに負けずヒルウォーキング、けいはんな記念公園まで。寒波に負けず多くのご参加を。
3月17日(日)青山つばさ白倉岳スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@注目の久多川合ルートで930ピークから南岳へ向かうスノーシューが楽しいプランです。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

 DSC04688

DSC01569
「比叡山は京都や湖西では大きな存在で、昔からよく歩かせてもらっています。仏教各宗派の偉い人を輩出し、気に入らなければ山王神輿を担いで異議ありというたくましい歴史を残しています。如意ヶ岳にあった如意寺は延暦寺と同時代に栄えた古い寺ですが、廃れたその跡に石碑も看板もないのは寂しいかぎりです。湖北己高山の観音寺、リトル比良の長法寺もそうですが、そうした古寺が今日に生き残れなかったのはなぜなのか、いろんな本を読んでもよくわかりません。今日ある聖山は見事な植林の山になっていることが多く見事な経営努力のたまものといわれています。その一方で如意ヶ岳北側の比叡山に続く白川水源は見事な自然林が続いていて、今日的に見ればこれもまた素晴らしい光景です。」

↑このページのトップヘ