青山舎から

ブルーマウンテンロッジ発、 琵琶湖水源の森から日本分水嶺への山・自然・旅レポート

2019年02月

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雪を求めて久多へ。
余呉とは対照的に、ここはまだ里から山に雪のある風景が広がっていました。
三国岳方面の林道は三軒屋先までと変わりがないことを見届けた後はオグロ谷口へ戻り、オグロ谷から鎌倉山をめざします。
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千年杉への尾根は下半は雪なしでしたが、ナラやブナ林となるあたりから快適なスノーシュー登山となりモチベーションが上がります。
オグロ坂から峰床山北面もしっかり雪が残っていて、この谷は頼もしいかぎりです。
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抜けるような青空の下、残雪の鎌倉山はいつになく晴れやかな姿で驚くほどで、間近に望む武奈ヶ岳も多くの峰を従えて誇らしげです。
かの昔に再起をかけてササ深い山頂に立ち、その一角の登り木に登ってこの山を眺めた時を思い出します。
あれから50年近い歳月が過ぎてすべては良くも悪くも大きく変わりましたが、残雪で覆われた山はそうした苦労を包み隠して平然としたもので、まさに大人の風格です。
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広い山上をひとまわりして木立の間から他の山にもあいさつをしてから、ブナ林の北尾根を駆け下ります。
よみがえった二次林の森でスノーシューはずし、植林地を抜けてあっという間にオグロ谷口です。
何度歩いても素晴らしい鎌倉山ループコースです。
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▲北山分水嶺マップ2019

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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作]
 『山登りはこんなにも面白い』ナカニシヤ出版2018/旅びと2018「屋久島への道」/旅びと2017「白山への道」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平//余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
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[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みはbluemountainlodge1981@gmail.comへメールで。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで至福の山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月3日(日)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁平☆☆地下鉄国際会館8:00集合@オグロ谷積雪期ルートで雪の八丁平周遊です。
3月9日(土)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。
2月24日(日)余呉トレイルクラブ・妙理山スルー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から椿坂へのこの山にふさわしいスルー、山上の残雪スノーシューが楽しみです。
3月16日(日)青山つばさ登山会・残雪スノーシュー八雲ヶ原からコヤマノ岳☆☆和邇8:00集合@比良とっておきのルートで高層湿原八雲ヶ原からブナ林のコヤマノ岳へ。

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「奥山川をはさんで南に鎌倉山、北に白倉岳。素晴らしい北山北部のゲートマウンテンズです。奥山川の急斜面からこれらの山に登るのは痛快で気に入っています。まだ久多から葛川への古道探索が残っていて、これらの山を見るたびに早く来いよと語りかけてくるようです。川合から白倉岳南端の川合ピークが見事な三角錐の姿で追い打ちをかけるように誘います。たまらずノンストップで渓谷の細道を駆け抜けている始末ですが、課題があるというのはいいことで嬉しい悲鳴です。」
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西浅井と余呉をつなぐ中央分水嶺の名峰も賤ヶ岳合戦モードでは山のよさがかすんでしまいがちですが、点標西柳ヶ瀬のある北東尾根から登るとこの山の素晴らしさを実感です。
ユキバタツバキも開花しはじめて、出迎えてくれます。
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柳ヶ瀬刀根越入口の尾根末端から分水嶺に合流するまでコナラの森が見事に残され、さらに昔の山道は立派なけものみちとなって快適に登ることができます。
さらに尾根上部は見事なブナ林が広がり、拡大造林前の山上の森の素晴らしさが目に浮かぶようで、このあたりから残雪が現れ、スノーシューを付けます。
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激ササ区間も雪の下で快適に通りぬけることができ、雪面を伝って山頂へ立った気分は格別です。
琵琶湖から余呉奥山までの大パノラマを堪能した後は砦跡ルートを駆け下り、別所山からは合戦モードに切り替えて毛受兄弟墓へ下山です。
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送迎付きの余呉トレイルクラブ例会でない時は、小谷の太田谷川入口で左岸尾根から西柳ヶ瀬ピークへ、中谷山砦跡から谷入口へループで楽しむようにしていて、こうした登り方によって行市山の印象は見違えるほどよくなりました。
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▲余呉トレイルマップ2017

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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
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[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みはbluemountainlodge1981@gmail.comへメールで。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで至福の山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月3日(日)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁平☆☆地下鉄国際会館8:00集合@オグロ谷積雪期ルートで雪の八丁平周遊です。
3月9日(土)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。
2月24日(日)余呉トレイルクラブ・妙理山スルー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@菅並から椿坂へのこの山にふさわしいスルー、山上の残雪スノーシューが楽しみです。
3月16日(日)青山つばさ登山会・残雪スノーシュー八雲ヶ原からコヤマノ岳☆☆和邇8:00集合@比良とっておきのルートで高層湿原八雲ヶ原からブナ林のコヤマノ岳へ。

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「先週末のしぐれの日に京都へ。いつものように将軍塚のいっぷくは欠かせない。雨も上がったので清水山を往復、倒木だらけの風景は変わらないが、少しずつ片づけが進められているようであちこちに作業の人のふみあとがのびている。清水山でもそうした小道を追ってドライブウエイからの道に出てみたが、こちらは被害がなく昨年秋以前のままの森で心が和む。それではと展望台へ抜けられないかと別の小道を追ったが、いつもの山歩きになってしまいそうで不審者と間違われても困るのであきらめる。倒木の多い森を歩いていると芦生の森を思い出すが、植林が多いもののこの森の今後も定点観測のし甲斐がありそうだ。」

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先の紫香楽宮北山大納言の勢いで昨日好天の西山も踏破です。
宮町から畜産団地への車道の脇にジムニーを停め、まずは川沿いの気持ちのいい道を下って二股へ行き、ここから尾根に取り付きます。
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めざし次々と現れる大岩を抜けて大パノラマの送電線鉄塔へ出て、まずは最高点ピーク500をめざします。
鹿道を追って稜線へ出ると宮町山と黄瀬山の境界切り開き道があって難なく山頂へ立つことができましたが、ここには大岩はなく木立の中でした。
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稜線を南下し大岩の間を下ると先の鉄塔の次の次の鉄塔へ出て、ここからさらに大戸川渓谷を望む独標403の下の鉄塔まで足をのばします。
正面間近に四百山、西に金勝山、眼下に新名神が見えたところで引き返し、ピーク500を望みながら昼食を取った後は北へ巡視路探索です。
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稜線東側斜面を送電線は縦断していて、谷を下り尾根を高巻きという連続で大変な巡視路でしたが、アセビの白花がはや咲き始めていてなぐさめられます。
登り口の二股の西側の谷へ降り立ち車道へは尾根をさらに越すというルートですが、付き合いきれないので二次林と白砂の気持ちがいい谷沿いの道を下ります。DSC03589
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宮町へ戻りわずかに頭を出す西山を眺めながら至福のいっぷくです。
大岩はすっかり森に埋もれてしまっていたものの、山上は広く、大半がマッタケ山で植林地が少なく、紫香楽宮と四周の山の展望といい期待した通り歩きがいがあるものでした。
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青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みはbluemountainlodge1981@gmail.comへメールで。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
2月24日(日)余呉トレイルクラブ・行市山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@樹林の美しい点標西柳ヶ瀬の尾根から登り毛受兄弟墓へ下るとっておきのコースを歩きます。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月3日(日)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁平☆☆地下鉄国際会館8:00集合@オグロ谷積雪期ルートで雪の八丁平周遊です。
3月9日(土)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。
3月16日(日)青山つばさ登山会・残雪スノーシュー八雲ヶ原からコヤマノ岳☆☆和邇8:00集合@比良とっておきのルートで高層湿原八雲ヶ原からブナ林のコヤマノ岳へ。

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「青山のニワではリュウキンカの鮮やかな黄花が春を告げています。植えたものではなく鳥が運んできたものですが、大繁殖です。一番の座を奪われたクリスマスローズに肩入れしていますが、こちらも頑張って蕾が開き始めています。この時期一気にニワが明るくなっていいものですが、スノーシュー的にはこれでギブアップ。登山口からは無理となり、担いで上がって山上で楽しむだけの世界となります。」

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魚谷山は山頂周辺に自然林が広がり、旧きよき北山の面影が濃厚で折々訪ねたくなります。
今日はかねてより気にかかっていた芹生の里からダイレクトに登ってみます。
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銭谷林道口から左岸尾根に取り付き送電線鉄塔へ上がると、巡視路もあって快適に魚谷山東隣のピーク830へ抜け出ることができました。
雪も尾根はほとんど融けていて、スノーシューは車に置いてきて正解でした。
隣に見える山頂がどことなく低く見えるので地形図をよく見ると、三角点山頂よりこの東峰が高いということに気がつきました。
これからは双耳峰魚谷山です。
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樹林の峠柳谷峠を経て山頂をひとまわりして西側の桟敷ヶ岳を見届けた後は東峰へ戻り、芹生峠へ向け昨秋台風による倒木の多い分水嶺を歩きます。
峠の手前の峰で雲取山から天狗杉・天ヶ岳の展望を楽しんだ後は銭谷林道右岸尾根へ突入です。
植林地も山上だけで、尾根ピークからは自然林となっていい感じです。
伐採地では登った左岸尾根、鉄塔では芹生から雲取山と絶景が続きます。
後は巡視路を下るだけということで、予想していた以上に素晴らしい自然魚谷山芹生ループとなりました。
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▲北山分水嶺マップ2019

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3月3日(日)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁平☆☆地下鉄国際会館8:00集合@オグロ谷積雪期ルートで雪の八丁平周遊です。
3月9日(土)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。
3月16日(日)青山つばさ登山会・残雪スノーシュー八雲ヶ原からコヤマノ岳☆☆和邇8:00集合@比良とっておきのルートで高層湿原八雲ヶ原からブナ林のコヤマノ岳へ。

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青山つばさは珍しく盛況で、足取りもよろしくわいわいがやがやと駒ヶ岳へ。
小雪が舞う天候でしたが、木地山からスノーシューで至福のループコースを歩くことができて何よりでした。

焼尾谷左岸尾根を登り駒の池でランチ、南尾根を進み駒ヶ越を経て駒ヶ岳山頂へ立ち、雪雲の切れ間から熊川や小浜湾方面を望んだ後はブナの木平のある中央尾根下山、という駒ヶ岳にふさわしいコースです。
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この山はブナ林が特に立派で、霧氷や樹氷で化粧した森をノートレイスの新雪を蹴散らして歩くのはなんとも気分のいいものでした。
木枯らしが吹き抜けてゆっくりさせてはもらえませんでしたが、駒の池もすっかり雪に埋まって美しい雪面が見事でした。
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そして登った駒ヶ岳を西尾根で見届けた後は焼尾谷中央尾根を駆け下ります。
慣れない人も道中練習の成果も出ていい感じです。
歩いた南尾根を見上げるブナの木平でひと息入れて木地山へ余裕の下山、個人的にも久しぶりの雪の駒ヶ岳でしたが改めてこの山の素晴らしさを実感しました。
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3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月3日(日)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁平☆☆地下鉄国際会館8:00集合@オグロ谷積雪期ルートで雪の八丁平周遊です。
3月9日(土)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。
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「季節は進み立春から雨水です。ブルーマウンテンロッジの朝日も若き熱血工務店氏の屋根からとなっていて、綿向山と阿星山の間の感動風景はまた来シーズンです。綿向山の奥には雨乞岳、阿星山の裏は紫香楽宮、そして間の奥には鹿深加太越ということで、朝日をきっかけに随分歩かせてもらったおかげでこれらの山が昔と違って見えます。そしてその先には紀伊半島の分水嶺が続くということで、次の年末年始が今から楽しみです。」

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北山分水嶺スノーシューもサスナベ山、こもれびの森例会を経て佳境を迎え、今回初披露の八丁山へ。
雪が少ない今シーズンですがさすがに広河原には多く残っていて、本(山は面白い)でも取り上げた八丁山のスノーシュー登山は楽しいものとなりました。
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登りを山頂ダイレクト尾根から登ることも考えていましたが、終日小雪が舞い山上は木枯らしも吹き抜ける天候でしたので往復コースに。
ダンノ峠の尾根は傾斜も一定で登りやすく、中央分水嶺も変化があって歩きがいがあり、スノーシュー2回目、3回目という人にとっても無理がなく、予定通り山頂で分水嶺弁当のランチです。
帰路は余裕の駆け下り、廃村八丁側峠下への自然林尾根へ寄り道も若い人たちが特に喜んでくれて何よりでした。

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▲北山分水嶺マップ2019

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3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月3日(日)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁平☆☆地下鉄国際会館8:00集合@オグロ谷積雪期ルートで雪の八丁平周遊です。
3月9日(土)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。
3月16日(日)青山つばさ登山会・残雪スノーシュー八雲ヶ原からコヤマノ岳☆☆和邇8:00集合@比良とっておきのルートで高層湿原八雲ヶ原からブナ林のコヤマノ岳へ。

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「奥山の様子がわかりにくい北山行では花背峠を越えた別所でまず定点観測。ここは百井と共に標高が高く、山の雪の様子を概ね知ることができる。峠の鞍馬側など雪がほとんど融けていても別所はこの状態。今日行く八丁山のある広河原と似た雪の量のことが多く、ここがこれなら八丁山はスノーシューが存分に楽しめるということになる。ということでコースや立ち寄る場所を想いながら、集合場所の交流の森センターへジムニーを走らせるのは楽しい。」

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紫香楽宮跡の北にそびえる大納言は三等三角点点標を宮町というように、下から望むと古への理想郷にふさわしく奥ゆかしい山容です。
この山へは阿星山と飯道山を結ぶトレイルしか登山道がなく、昨日は宮町から直接登るルートを探しに行ってきました。
この山の南面には写真左端のピーク540を最高峰とする尾根が東西にのびて大納言の間に立ちふさがっていて、その間には平坦な馬門川源流部があって貴重な森が残されているので、これらを経由してピーク505から三角点山頂へ登るルートです。
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県道アセボ峠の宮町側峠下からピーク524を経て三角点峰へのルートもあり、トレイルよりもストレートに登れていいのですが紫香楽宮跡も見えないことから、課題として残っていたものです。
大納言山頂には電波塔と送電線鉄塔が立っていますが、黄瀬山方面に続く送電線の巡視路もあって帰路は山頂南斜面の自然林をワンデリングした後はこれを追って下ってみました。
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予想通り前山一帯はこのあたりの山と同じで花崗岩の大岩が林内のあちこちに磐座を作っていて、そのひとつの岩上からは宮町とそれを取り囲む山並が圧巻です。
源流部の平坦地こそ植林地となっていて残念でしたが、枝谷や斜面にはしっかりと二次林が残っていて、三角峰ピーク540も大納言もかすむほどの素晴らしさで、自然大納言ルートというにふさわしいものでした。
来月の紫香楽ウォークが楽しみです。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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2月16日(土)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁山☆☆地下鉄国際会館8:00集合@広河原から登りやすいダンノ峠ルートで登ります。
2月17日(日)青山つばさ登山会・スノーシュー朽木駒ヶ岳☆☆和邇8:00集合@木地山からブナ林と山上の池の雪景色が素晴らしい駒ヶ岳をひとまわりします。スノーシューデビューの人も大歓迎、レンタルもあります。
2月24日(日)余呉トレイルクラブ・行市山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@樹林の美しい点標西柳ヶ瀬の尾根から登り毛受兄弟墓へ下るとっておきのコースを歩きます。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月11日(祝)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。

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「自然大納言ルートの帰路にピーク540東隣の鉄塔ピークの岩の上に憩っていると、さっそく次なる青山が招きます。右奥は金勝山、正面奥に田上山、左奥に四百山で、これらに囲まれた名も無き山です。地形図に独標500とあるだけですが、この山一帯には露岩表示が克明に描かれています。なだらかで送電線巡視路を使えば無理なく登れそうですが、南面の大戸川側急斜面もあり興味津々です。地図を読む、山を望む、自然の造形や山の友との出会い、フロントウォーカーにとって一連の楽しい作業を許してくれるホワイトキャンバスの山の存在は貴重です。」

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まずは倭姫ゆかりの日雲神社へ、ここからスタートと思いましたが日も日で人の出入りが多く、参拝だけにしてやはり信楽高原鉄道紫香楽宮跡駅駐車場からとします。
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参拝中に神社前の線路を少ない本数の列車が通り、駅から山裾の森を縦断して神社脇へ戻る途中の三雲駅近くでも再び目の前を列車が通り、気をよくして御杖代の道を進み階段道を竜王山へ登ります。
雨を心配していましたが雪となって舞い始めます。
望飯台からは雪雲で何も見えずでしたが、その先に秘密の展望台があって雲が切れるタイミングをはかるべく堂山で昼食です。
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点標牧村の三等三角点を囲んでのひと時はいいものです。
そしてそろそろということで出向きますと紫香楽宮と四周の山、飯道山、大納言、阿星山、金勝山、前回歩いた四百山黄瀬山が姿を見せてくれました。
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ここから細道を下って稜線から見えていた砂の河原で憩った後は、宮跡駅へ戻り紫香楽宮跡ウォーキング、いい山歩きの後の里歩きは足取りも軽やかです。
伽藍跡を抜けて宮殿跡のある宮町へ向かいますが、里では雪ではなく時折小雨となって宮町一望の盆地入口でゴールとします。
宮町ひとまわりは次回の楽しみとして黄瀬まわりで宮跡駅駐車場へ。
ということで石山駅から紫香楽宮跡へつないで歩く旅は、何とか目的地の古への理想郷へ到達です。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作]
 『山登りはこんなにも面白い』ナカニシヤ出版2018/旅びと2018「屋久島への道」/旅びと2017「白山への道」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平//余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート
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[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みはbluemountainlodge1981@gmail.comへメールで。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
2月16日(土)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁山☆☆地下鉄国際会館8:00集合@広河原から登りやすいダンノ峠ルートで登ります。
2月17日(日)青山つばさ登山会・スノーシュー朽木駒ヶ岳☆☆和邇8:00集合@木地山からブナ林と山上の池の雪景色が素晴らしい駒ヶ岳をひとまわりします。スノーシューデビューの人も大歓迎、レンタルもあります。
2月24日(日)余呉トレイルクラブ・行市山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@樹林の美しい点標西柳ヶ瀬の尾根から登り毛受兄弟墓へ下るとっておきのコースを歩きます。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月11日(祝)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。

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「信楽の山を歩くのは気持ちがいいものです。昔の山道が二次林の森に縦横にのびていていろんなコースが取れます。道端には露岩が多く、自然や人のヒストリーを語りかけてくるようです。奈良の都に始まり難波宮や恭仁宮に飽き足らず紫香楽宮を造った天皇にとって、この地は極め付けの理想郷。今も時計が止まったままのような広大な高原は、青山ウォーカーにとっても居心地がいいフィールドのひとつです。」

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余呉トレイルスノーシューは三方ヶ岳、新道野峠峠下からダイレクト尾根で孫持山へ登り、三方ヶ岳をひとまわりして東隣の尾根を下る青山とっておきのコースで楽しむことができました。
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雪予報でしたが時折日差しもあって、この山ならではの中央分水嶺にふさわしい風景、琵琶湖敦賀湾と湖北湖西の山並が広がります。
歩いてきた孫持山の樹林の尾根も岩籠バックで絵になっています。
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心配した雪もなんとか山上には残っていて、担いで登ったかいもあってやれやれですが、湖北にふさわしいどっさり雪が恋しいかぎりです。
帰路も中腹からはずして、孫持山から三方ヶ岳の樹林の尾根を眺めながらのんびり下りました。
植林地の多い山ですが、このループコースはブナ混生林が多く残されていていいものです。
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2月16日(土)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁山☆☆地下鉄国際会館8:00集合@広河原から登りやすいダンノ峠ルートで登ります。
2月17日(日)青山つばさ登山会・スノーシュー朽木駒ヶ岳☆☆和邇8:00集合@木地山からブナ林と山上の池の雪景色が素晴らしい駒ヶ岳をひとまわりします。スノーシューデビューの人も大歓迎、レンタルもあります。
2月24日(日)余呉トレイルクラブ・行市山スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@樹林の美しい点標西柳ヶ瀬の尾根から登り毛受兄弟墓へ下るとっておきのコースを歩きます。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。
3月11日(祝)紫香楽ウォーク・紫香楽宮周遊☆JR大津駅9:00集合@前回で紫香楽宮に到達しましたので今回は宮殿のあった宮町周辺をひとまわりしたいと思います。

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「帰路は皆を誘って今津へ立ち寄りです。毎年この時期の楽しみといえばザゼンソウです。自生地は暖冬のせいかもうすっかり開花です。今年は湿原に雪なしですが、それでも湖西の春一番の花はいいものです。湖北中河内のザゼンソウはまだまだ雪の下で、まずは湖西で楽しませてもらいます。地元の人の手入れがゆきとどき、湿原入口一帯の株の増え方は目を見張るばかりで木道脇より多くなって壮観です。」

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北山見まわりは16日(土)分水嶺クラブ例会で初めて取り上げる八丁山へ。
素晴らしい山であり交流の森事務局長も興味津々で同行です。
ダンノ峠入口の広河原菅原町からしてどっさり雪があって、気をよくしてダンノ峠は下りにして南隣の尾根を登ってみようということに。
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この尾根は八丁山近くで長大なオリ谷左岸尾根と合流しますが、緩急の変化といい次々と現れる大杉やシャクナゲといい秀逸でした。
いい山には長大尾根やオリ谷奥の山頂ダイレクト尾根といい、素晴らしいルートがいろいろあるものです。
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山頂は木枯らしが吹き抜けていてダンノ峠へ向け少し下った独標850近くで手みじかに昼食、風の通り道で雪が少ない稜線を峠へ移動します。
穏やかな峠でやっとゆっくりできましたが、どんよりとした天気に加えて雪も下が融けてスノーシューでも踏み抜くことが多く歩きにくいので、早々に峠道を下山です。
木立越しに登った尾根を見るにつけ、この峠道ルートの尾根は穏やかなものです。
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今週末は寒波も来るようで雪の質量ともに期待できることから、来週のダンノ峠を登るスノーシュー例会が楽しみです。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
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[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みはbluemountainlodge1981@gmail.comへメールで。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
2月10日(日)余呉トレイルクラブ・三方ヶ岳スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@塩津県有林からダイレクトに孫持山へ登り三方ヶ岳へ縦走し集福寺へ下る素晴らしいルートです。
2月11日(祝)紫香楽ウォーク・牧村から紫香楽宮ひとまわり☆JR大津駅9:00集合@牧村から竜王山堂山の展望台からの眺めを楽しんだ後は甲賀寺跡から紫香楽宮跡をひとまわりします。
2月16日(土)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁山☆☆地下鉄国際会館8:00集合@広河原から登りやすいダンノ峠ルートで登ります。
2月17日(日)青山つばさ登山会・スノーシュー朽木駒ヶ岳☆☆和邇8:00集合@木地山からブナ林と山上の池の雪景色が素晴らしい駒ヶ岳をひとまわりします。スノーシューデビューの人も大歓迎、レンタルもあります。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。

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「暖かい日が続き、賤ケ岳に雪が無くてスノーシューができない、という悲鳴も聞こえてきます。穏やかな水辺です。比良の雪も稜線近くだけとなり、余呉にもないという状態は、例年の北雪南雪の降り方とも違っていますが、北山にはあるというのは不思議な話です。ともかく今週末はまた寒波といいますから期待することにしましょう。先日の比良で劣化ダウンのスノーシュー、強力ゴムベルトで編み上げ方式にして八丁山でテストしましたが、見事復活で何よりでした。人も道具もくたびれてゆくのは必然ですがそれなりに手を入れながら、めざせ生涯現役です。」

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雪山が続いたので昨日は湖南へジムニーを走らせ鹿深から加太越へ。
峠の南側はひと通り歩いたので、いよいよ北側の山へ突入です。
紀伊半島の分水嶺は鈴鹿からこの峠を経て布引山地へのびることから、まずはピーク717をめざします。
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東海自然歩道の通る加太不動滝へ行き、この奥から地形図の点線伝いに登ってみました。
滝のある谷は両岸が急峻でひと汗かかされましたが、植林地のなかにかすかに山道が残って続いていたものの単調で、シカ道を追って岩がちで急な尾根を登りアセビジャングルを抜けると山頂です。
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東西に大規模な採石場の山があって、それにはさまれたこの山は登山対象外と思いきや地元柘植の人たちの整備した立派な道が現れ、小平山と書かれた大きな看板も立っていました。
加太越旗山東海自然歩道ゾロ峠を結ぶ登山道網となっているようで、すごいものです。
フロントウォーカーとしては拍子抜けでしたが、山頂は南側が開かれていて霊山小笹ノ峰五嶺山錫杖ヶ岳の山並が立派で、展望については満足できるものでした。
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食後はこの快適な道を歩かせてもらって旗山を往復、こちらでは柘植から鹿深も一望できいい組み合わせで、小平山もなかなか立派な姿です。
小平山へ戻り、当初は不動滝の谷の右岸尾根と思ってましたが加太越登山道のルートも気になるので整備された道を下ることにします。
途中でこの道は柘植と加太の境界尾根から外れて柘植側へ向かうことから、道なき境界尾根を下ってみると加太側にわずかに二次林が残るだけでほとんど植林地の中を進み、峠集落東端の祠へ出ました。
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2月10日(日)余呉トレイルクラブ・三方ヶ岳スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@塩津県有林からダイレクトに孫持山へ登り三方ヶ岳へ縦走し集福寺へ下る素晴らしいルートです。
2月11日(祝)紫香楽ウォーク・牧村から紫香楽宮ひとまわり☆JR大津駅9:00集合@牧村から竜王山堂山の展望台からの眺めを楽しんだ後は甲賀寺跡から紫香楽宮跡をひとまわりします。
2月16日(土)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁山☆☆地下鉄国際会館8:00集合@広河原から登りやすいダンノ峠から登ります。
2月17日(日)青山つばさ登山会・スノーシュー朽木駒ヶ岳☆☆和邇8:00集合@木地山からブナ林と山上の池の雪景色が素晴らしい駒ヶ岳をひとまわりします。スノーシューデビューの人も大歓迎、レンタルもあります。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。

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「加太越の返りに甲賀から油日の分水界を振り返ると、その先に霊山から小笹ノ峰の山並が姿を見せています。その左が登った旗山と小平山、そして油日岳。穏やかな山や里に見えますが、伊賀大山田湖から始まる古琵琶湖がこの一帯を移動していったことを考えると壮大な風景に思えてきますから不思議です。信楽まわりの道もよく使うのですが、昨日はよく晴れていたので飯道山の麓を三雲、石部に抜ける道を通ります。甲賀にふさわしいカントリーロードからは鈴鹿の眺めもよく、運転は楽しいものです。」

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雪の寺谷川流域は絵のような風景が広がっていいものです。
大悲山峰定寺門前から三本杉を経て八桝尾根こもれびの森へのコースは、北山分水嶺歩きのスノーシューコースとして毎年のように歩きますが、森が美しく飽きることはありません。
自然が豊かだけではなく、天皇勅願の寺や参詣道の歴史がそうさせているのかもしれません。
雪の三本杉から三本杉歩道もいいのですが、急な尾根を登ることでコースに変化も出て、慣れない人には大変ですが昨日もチャレンジです。
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チセロ山の肩にある貴重なこもれびの森休憩舎で昼食の後は、八桝尾根からちしょろ山手前の古道峠へ駆け下りを楽しみながら進み、後は峠道を下るだけです。
昨日の比良行と対照的なのんびりの山行もたまにはいいものです。
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▲北山分水嶺マップ2019

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2月10日(日)余呉トレイルクラブ・三方ヶ岳スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@塩津県有林からダイレクトに孫持山へ登り三方ヶ岳へ縦走し集福寺へ下る素晴らしいルートです。
2月11日(祝)紫香楽ウォーク・牧村から紫香楽宮ひとまわり☆JR大津駅9:00集合@牧村から竜王山堂山の展望台からの眺めを楽しんだ後は甲賀寺跡から紫香楽宮跡をひとまわりします。
2月16日(土)北山分水嶺クラブ・スノーシュー八丁山☆☆地下鉄国際会館8:00集合@広河原から登りやすいダンノ峠から登ります。
2月17日(日)青山つばさ登山会・スノーシュー朽木駒ヶ岳☆☆和邇8:00集合@木地山からブナ林と山上の池の雪景色が素晴らしい駒ヶ岳をひとまわりします。スノーシューデビューの人も大歓迎、レンタルもあります。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。

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「交流の森センター入口の松上げ広場です。時間がゆっくりと流れているようで心和みます。北山分水嶺歩きを通じてのおつきあいは大学以上の月日が流れていますが、それを感じさせない新鮮さです。考えてみれば大学以降、年数を限って考えることは少なくなっています。季節にあわせて山登りを行うのもそれを意識してのことで、昨日今日明日とつないで歩きつづけようと願う者にとってこうした区切りを付けて気分を変えながら日々を送ることは欠かせないことのようです。」

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青山トライアルは雪の比良です。
武奈と蓬莱のにぎわいを避けて比良を楽しみますが、今回は葛川の平と坂下の間のサカサマ谷右岸尾根を登り小女郎ヶ池をめぐる丘をひとまわりしてサカ谷左岸尾根を下りました。
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好天と積雪に恵まれ、頑張って急な尾根を登り、都眺めのコバで至福のランチを取ることができ、ロープウエイ客でにぎわう小女郎ヶ池を眼下に武奈蓬莱や琵琶湖、京都北山の大パノラマを堪能することができました。
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小女郎ヶ池をめぐる丘をまわっている間に池畔の人たちも引き上げて、昔ながらの静寂な姿に戻っていいことは続くものです。
山と一対一で向かい合うというのは、この山系では贅沢な話ですがいいものです。
登り下りとも静かに楽しむ比良の貴重なルートですが、こちらもノートレイスで何よりでした。
駐車スペースが限られていて、急斜面と崩坂古道歩きというオプションが付いてのループコースですが、静かな比良を楽しませてもらうのですからご愛敬ということで、皆さんお疲れさまでした。
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2月3日(日)北山分水嶺クラブ・スノーシュー三本杉チセロ山チショロ山☆地下鉄国際会館8:00集合@雪の三本杉は神々しく八桝尾根はスノーシューに最適です。デビューの人大歓迎、レンタルもあります。
2月10日(日)余呉トレイルクラブ・三方ヶ岳スノーシュー☆☆ウッディパル余呉9:15集合@塩津県有林からダイレクトに孫持山へ登り三方ヶ岳へ縦走し集福寺へ下る素晴らしいルートです。
2月11日(祝)紫香楽ウォーク・牧村から紫香楽宮ひとまわり☆JR大津駅9:00集合@牧村から竜王山堂山の展望台からの眺めを楽しんだ後は甲賀寺跡から紫香楽宮跡をひとまわりします。
2月17日(日)青山つばさ登山会・スノーシュー朽木駒ヶ岳☆☆和邇8:00集合@木地山からブナ林と山上の池の雪景色が素晴らしい駒ヶ岳をひとまわりします。スノーシューデビューの人も大歓迎、レンタルもあります。
3月2日(土)青山トライアル三国岳ワンデリング☆☆和邇駅8:00集合@スノーシューで素晴らしい山上ひとまわりを楽しみたいと思います。

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「小女郎ヶ池はびわ湖バレーのロープウエイから手軽に足を足をのばせる場所であり、こうした場所へノートレイスで登ることはなかなか大変ですがこだわっています。これはここだけに限った話ではなく、その山にふさわしいルートがあるかぎりトライしたと思います。なぜなら山登りの醍醐味が山と向かい合うことにあるからです。比良ができたのは30万年前と考えれば、山は単なる高みではなく悠久の時を生きてきた大いなる友のような存在といえるかもしれません。よく登ってきたな、という声が聞こえてくるようです。山登りは面白いものです。」

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