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小雪が舞う天候は三本杉にふさわしいもので迷うことなく決行とし、大悲山峰定寺門前駐車場からスタート。
高さが日本一ということで秋以降話題となっていて、静かにたのしめるかなという心配は杞憂で薄っすら雪が積もった林道には足跡もなく、いつも通りひとり貸し切りで楽しむことができました。
雪景色のなかで三つの幹が見事に並び立つ姿は何度見ても神々しくていいものです。
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雪が少ないのでスノーシューを車に置いてきましたが、三本杉から冬ルートの小尾根を登るにつれ雪が増えてきて後悔するも、たまには長靴ツボ足ものんびりしていいものです。
若木の三本檜が立つ稜線に出てあわよくばチセロ山までと頑張りましたが、こもれびの森休憩舎までがやっとでした。
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この休憩舎は花背峠から雲取山方面を望む絶妙の場所に建てられていて、うきうきするような居心地のよさです。
ゆっくり昼食を取りながら雪雲が切れるのを待ちましたが駆け出しの頃からのおつきあいの雲取山山頂は姿を見せてくれず、あきらめて三本杉歩道へ。
チセロ山を見届けて下りますが、こもれびの森周辺はブナ混生林の森が立派で三本杉とはまた違った味わいでいいものです。
三本杉とこもれびの森の組み合わせで青山ルート成立です。
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▲北山分水嶺マップ2017

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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
1月7日(日)青山ウォークスノーシュー在原から乗鞍岳☆和邇駅7:30集合@新年にふさわしい茅葺民家集落在原から大展望の山頂へ。在原側の斜面は緩やかでだれでも快適にスノーシューが楽しめます。
1月8日(祝)青山トライアル信楽鶏鳴滝笹ヶ岳ループ☆☆信楽最高峰は伊賀への国道から手軽に登れますが鶏鳴滝からアプローチするとイメージ一新深山の面持ちでこの山にふさわしいものです。
1月13日(土)ロハスウォーキングけいはんなへの道新田辺駅から新祝園駅まで☆京都駅9:00集合@同志社田辺キャンパス周辺の丘を歩きます。
1月14日(日)余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「ワダチのない雪の久多峠を越えて入り別所から路面が出る花背峠を越えて帰路へ。いつもながら感動的なジムニートレイルです。夜はタダ同然でゲットの『シェーン』のDVD、西部劇では珍しいヒューマンな名作ですが、主題歌が流れて映し出されるワイオミングロッキーの山並は三本杉同様何度見ても素晴らしいものです。」