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寒波はさらに厳しくなるという予報や家のバケツの氷の厚さを見て、今日も湖南の山に決めました。
飯道山、大納言とくれば阿星山、とっておきのトライアルが残っていました。
冬の御来光で綿向山とともに昨日朝も見て、すっかり特別な山のひとつに。
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美し松から林道を行けるところまで行って山頂ダイレクト尾根を登ります。
金勝アルプスから飯道山に至る山系の最高峰は林道と植林さらに三本の電波塔で満身創痍ですが、麓に東寺西寺があるように奈良時代からの歴史の山です。
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三等三角点がある美松山から美し松をひとまわりした後はバリバリに凍った林道阿星支線を峠下まで頑張って車を走らせ、小尾根に取り付き本線林道を横切り掘れた山道跡を伝って一気に山頂へ出ます。
植林地オンリーでしたがミヤコザサと山道は登りがいがあり、山頂へ立った気分はいうことなしです。
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湖南信楽の大展望を楽しんだ後は、南峰の電波塔脇から飯道山縦走路のトレイルを下りますが畜産団地上の峠までもすべて植林地でつらいものがありましたが、南峰直下で飯道山が望めたので頑張ることができました。
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林道の峠は風化した花崗岩の山で斜面が崩れて見る影もなく、早々に阿星支線を下り車へ戻りました。
さあこれからが今日のメインエベント、時間が経っても融けずあちこちスケートリンクのような林道を下ります。
登る時はイケイケでなんとかなりましたが、さあどうでしょう。
ローギア4駆で両輪氷上にならないよう片足砂や落葉を通るように右に左に寄せ、なんとかブレイクスルー。
湖南とはいえ冷え込みがきつい信楽周辺はあなどれないですね。
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山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
[最近の取材執筆制作] 白山書房『山の本2016冬号』秘境の山旅特集「岸田川源流扇ノ山への山旅」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/白山書房『山の本2016秋号』「白倉岳」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会8ブログレポート
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
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1月14日(日)
余呉トレイルクラブ大黒山スノーシュー☆ウッディパル余呉9:15集合@余呉のスノーシュー始めは雪の多いブナ林の山から。「日曜は好天予報、多くのご参加を!」
1月20日(土)青山つばさ湖西三国山スノーシュー☆☆和邇駅8:00集合@明王禿東尾根から三国山へのとっておきコースです。
1月21日(日)北山分水嶺クラブ三本杉チセロ山スノーシュー☆地下鉄国際会館駅8:00集合@高さ日本一の三本杉の雪景色は神々しいばかりで、こもれびの森休憩舎もあって快適なスノーシューが楽しめます。
[青山舎の自然と暮らす本] 芦生の森を歩く(草川啓三@2160売切)/芦生の森案内(草川啓三@1620普及版@1080売切)/芦生の森に会いに行く(草川啓三@1620売切)/近江の峠(草川啓三@1944売切)/湖畔-琵琶湖の楽しみ方(高野弘・青山舎@1944売切)/山で花と出会う(草川啓三@1728)/巨樹の誘惑(草川啓三@1944売切)/湖の山道(新刊、草川啓三@1728)/余呉トレイルマップ(余呉トレイルクラブ檀上俊雄@800ウッディパル余呉)/北山分水嶺を歩く地図(北山分水嶺クラブ檀上俊雄@800山村都市交流の森)]*新刊/雪山を愉しむ(草川啓三・ナカニシヤ@1944)/水のしらべ琵琶湖のうた(福山聖子・ナカニシヤ@1728)/森の巨人たち(草川啓三・ナカニシヤ2017.8@1944)
 
▼『森の巨人たち』が白山書房『山の本2017冬号』本の森欄で紹介されました!

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「部屋のかたづけをしていたら宝物がでてきました。黒っぽいガラス質の小石、縄文ルネッサンスのシンボルというべき黒曜石です。諏訪の和田峠で拾ったものですが、石器として使えるような良質な黒曜石の産地は全国に6ケ所あって、北海道は十勝石とも呼ばれ白滝・置戸、関東では神津島、中部が和田峠鷹山、日本海の隠岐岸浜峠、瀬戸内海は姫島観音崎、そして九州が伊万里腰岳。山の行き返りにこれらに立ち寄ってみたいという想いがよみがえります。自然でも歴史でも長い時の流れを感じさせてくれるものは貴重でまさに宝物、旅ごころをくすぐります。」