DSC00645
サッポロではやっと初雪、記録的な遅さのようですが季節は確実に移り変わり、朝夕は頼もしいダルマストーブの出番となってきました。
昨日は延々と続く台風21号被害見まわりで旧前ヶ畑峠周辺の北山分水嶺へ。
DSC00657DSC00663
前ヶ畑峠から天ヶ森手前の名も無き峠への分水嶺は、静かな森に細道がのびていて手軽に森歩きが楽しめるお気に入りの場所のひとつですが、やはりあちこちで木が倒れワイルドになっていました。
滝谷橋から末端が岩が立つ左岸尾根を登り独標525を経て分水嶺ピーク750へ出て、天ヶ森は雄姿を眺めただけで断続的に時雨れていることもあって分水嶺ルート整備優先です。
DSC00672
DSC00676
DSC00670
倒木迂回またはくり抜き、落枝片づけ、枝払いで大忙しです。
いつもながら必要最小限かつさりげなく、時雨に濡れて美しい紅葉を愛でながら。
旧峠からはこれまたいつも楽しませてもらっているトンボユリの巻道へ突入します。
DSC00679DSC00682
DSC00694
DSC00696
急斜面は半端でなく、昔の人は岩を削ってよくここに道を拓いたものです。
道は細って危うい箇所もあるうえにあちこちに倒木発生で、行く末が心配な状況ですがここからの天ヶ岳は堂々たるもので、滝谷左岸尾根交点の腰かけ岩がいつもの指定席ですが紅葉は盛りでもあり、しばし古道の憩いを。
山頂まで植林され作業道がのび台風で倒木だらけとなった天ヶ岳はつくづく不遇の山といった感じですが、北面はまだ昔のままの姿でいいものです。
時雨はおさまりそうもないので登った尾根を下りましたが、高野川高谷川源流にまたひとつ新たな登路ができて気分は上々です。
DSC00700
DSC00703
▲北山分水嶺マップ2017

DSC00704

山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com
DSC07874
「胡麻畑ヶ岳、八丁山、光砥山、三重嶽、東ヶ谷山、網谷山、下谷山という北山湖西湖北の中央分水嶺のかくれ名山を取り上げ、地形図を読み、ブナ林に続く古道やけものみちをつないで頂をめざす山登りの愉しさを書かせてもらいました。ご一読を!」
DSC08250
[最近の取材執筆制作] 『山登りはこんなにも面白い』ナカニシヤ出版2018/旅びと2018「屋久島への道」/旅びと2017「白山への道」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平//余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポート

[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みは上記メールへ。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マウンテントライアル
11月25日(日)余呉トレイルクラブ・中央分水嶺椿井嶺区間☆☆ウッディパル余呉9:15集合@椿坂から沓掛山へ登り津谷山からトンネル中河内口へ下るとっておきコースです。
12月2日(日)北山分水嶺クラブ・天ヶ森区間☆☆地下鉄国際会館8:00集合@杉峠から天ヶ岳、天ヶ森を経て三谷峠までの高低差の少ない分水嶺歩きは快適です。
12月8日(土)紫香楽ウォーク⑤田上大鳥居から黄瀬へ☆JR草津駅9:00集合@理想郷紫香楽宮めざして歩を進めたいと思います。ロハスウォーキングの方々もぜひご参加を!次回は大鳥居から黄瀬へ、大戸川右岸尾根の森の小道を歩きます。
12月15日(土)青山つばさ登山会・忘年金勝アルプス和邇8:00集合@金勝山北尾根など快適な岩尾根をひとまわりし、とっておきの岩上で憩うスペシャルプランです。
12月2日(日)北山分水嶺クラブ・天ヶ森区間☆☆地下鉄国際会館8:00集合@杉峠から天ヶ岳、天ヶ森を経て三谷峠までの高低差の少ない分水嶺歩きは快適です。

DSC_0055
「琵琶湖大橋の道の愛称はレインボーロード。あまり使われていませんが、比良には風の道がいくつもあって時雨の時には二重三重に虹がかかり、琵琶湖をまたぐ大きな虹となって愛称にふさわしい素晴らしさ。比良は時雨、それ以南は晴れていることが多く、この季節になると頻繁に見ることができます。大橋よりも比良に近い和邇浜は迫力満点で、多くの水鳥とともにサイクルトレーニングの楽しみです。」