DSC_0032 (640x480) (4)
久しぶりの快晴で、雪の様子見行は続きます。
昨日は北山の中央分水嶺ということで奥山川の道をジムニーで進みましたが、久多大橋からのピーク838から荒谷山が雪がすっかり消えているもののそそり立つ姿が素晴らしかったので、この山上から目視です。
DSC_0001 (640x480) (2)
DSC_0003 (640x480) (3)
DSC_0009 (640x480) (3)
DSC_0014 (640x480) (3)
DSC_0019 (640x480) (2)
ならばスノーシュールートとして使うものの雪が無い時に歩いてみたいと思っていたセバト谷右岸岸尾根をピーク838へ登り、荒谷山から左岸尾根を下ることに。
セバト谷は火鋏橋との間の谷で、両岸の尾根は拡大造林が手薄で自然林が結構残されていて、急登急下降ですが境界の切り開きはけものみちとなっていて思いのほか快適でした。
DSC_0021 (640x480) (2)
DSC_0026 (640x480) (3)
DSC_0032 (640x480) (4)
山上では木立ごしにピーク909から三国岳、川合峰、峰床山から鎌倉山などの雪の少なさを確認し、このあたりでいちばん立派なブナ林を抜けて大展望の荒谷山へ。
周囲の木がのびて木登りをして絶景を楽しみます。
先の桑谷山に続き湖西湖北の山並からその奥の白山が、昨日は特に最高の天気でくっきりと望むことができました。
武奈ヶ岳と白倉岳の間の安曇川谷ごしで構図もいうことなしです。
DSC_0039 (640x480) (4)
DSC_0045 (640x480) (3)
高山に続く広い山の世界に生きているという実感が湧きモチベーションも上がって、自然林が多いものの途中急斜面のある右岸尾根も一気に下ることができました。
DSC_0055 (640x462)
▲北山分水嶺マップ2019

  青山雨水                           
DSC_0001 (640x424)

山と自然研究会青山舎・代表檀上俊雄
山・自然・旅トレイルアドバイザー・日本旅のペンクラブ会員 bluemountainlodge1981@gmail.com

[最近の取材執筆制作]
 山の本2019夏号静山紀行「茶臼山」旅びと2019「中央分水嶺最高峰への道」/『山登りはこんなにも面白い』ナカニシヤ出版2018/旅びと2018「屋久島への道」/旅びと2017「白山への道」/ヤマケイ『関西ハイキング2017』いざ雪の山へ「チセロ山」地図読みを学んで安心登山「イチゴ谷山」/ナカニシヤ出版『京都府山岳総覧』北山の分水嶺、丹後半島高山・高尾山・柳平/余呉トレイルクラブブログ・北山分水嶺クラブブログ・青山つばさ登山会ブログレポートDSC_0001 - コピー (2)
[せいざん例会案内] 
青山舎がプロデュ―スするもので、どなたでも参加できます。申し込みはbluemountainlodge1981@gmail.comへメールで。☆ヒルウォーク、☆☆マウンテンウォーク、☆☆☆マ
ウンテントライアル
/リクエストに応えての臨時例会も行いますのでご一報を!

2月29日(土)青山トライアル横山岳スノーシュー☆☆☆和邇駅8:00集合@余呉トレイルクラブ冬例会に予定がないので、リクエストに応えて西尾根から登り北尾根を下る至福のループコースで。
3月1日(日)北山分水嶺クラブ・峰床山スノーシュー☆☆☆地下鉄国際会館8:00集合@大杉の森が立派な西尾根から登ります。(レンタル有)
DSC_0022 (1280x960)
3
月7日(土)青山つばさマキノ大谷山スノーシュー☆☆和邇8:00集合@翠ヶ池からの快適なダイレクト尾根を登ります。写真は雪が降る前の1月24日のもので、これに雪が残ればワクワクです。(レンタル有)
3月8日(日)余呉トレイルクラブ妙理山スノーシュー☆☆ウッディル余呉9:15集合@菅並から東妙理を経て山頂に至り椿坂へ下る楽しいスルーコースです。(レンタル有)
3月14日(土)青山ウォーク志賀山越如意越☆大津京駅前皇子ヶ丘公園入口8:00集合@如意越は京都鹿ヶ谷から三井寺への大文字山、如意ヶ岳を越える尾根道、三井寺別院となる古い歴史を持つ如意寺跡をたどどりながら歩きたいと思います。

DSC_0006 - コピー (4) (640x480)
「重森三玲の『枯山水』(中央公論新社2008)は時々読みたくなる本です。庭に芸術性を強く求めていて、自然や庭に親しむ者にとっていいヒントを与えてくれます。私自身は枯山水の庭はおしつけがましく窮屈に感じてしまいますが、そもそも山際の上の庭と平地の下の庭がセットで作られ、上は枯山水、下は池泉という構成で作られていたものが、トリミングされたり別ものとして進化した歴史を知れば納得です。青山のものはこうした庭をイメージしたものではなく、ニワと書くように農家のもののように仕事場や菜園兼用、さらに混生林の森の小さな見本園といういう感じの空間作りでやってきました。ですから岩は立てず寝かします。40年のニワには小屋前の出る落葉と腐葉土置き場があり、ここがお気に入りのニワの視点場のひとつなのです。そしてここでいっぷくすると山へ行きたくなります。」